こちらに文章を綴ることから離れてしまっている日々ですが、ぼちぼち元気にしております。

相変わらず、平日は忙しく働き、行ける時には土日のどちらかで、お山を歩いています。　

行ける時には。。と言っても、私の中ではほぼマストに近いものになりつつあり、行けない週末はとてもうずうずしてしまい、すっかりお山⛰️holic状態。

先月予定していた、陣馬山〜高尾山への縦走。

直前になり、ご一緒に歩いて頂く予定だった方の急な訃報に言葉を失いながらも、短い期間、数回お会いしただけではありましたが、お若い頃から山を愛し、脱サラして沢山の方々に山の素晴らしさ、怖さ、そして長く楽しむための身体の使い方などをガイドとして伝え続けて、お山に包まれて大自然に還られたのだと感じました。

今回、このコースを1人追悼の想いで歩く中、その方から教えて頂いたたくさんの事を一つ一つ踏みしめて、まだまだ色々教えて頂きたかったという思いと共に、人生の最期の時期の数回を、ひょんな事からご一緒させて頂けた事もまた、お空の方々の計らいなのかなと感じました。

海外の遠征などでその方と親しくされていた、お茶屋さんのご主人が、色々お話をして下さいました。ゆずサイダーを頂きながらお話を聞く私を、何故か、ふとニコニコした三女が見守っている様な気持ちになりました。

高尾山に向かう途中では、野生のお猿さんに🐒

あちこちで見られる美しい紫陽花に、山野草に

何度歩いてもやっぱりキツイ登りに💦

山歩きを積み重ねられる様になったこと、1ミリも山に行きたいと思わなかった私ですから、全てが三女の思いが動かしている様な気にもなるのは当然なのかもしれないですね。

家庭では、事後あれだけ荒れて暴れた四女がすっかり落ち着き、様々な課題はありながらも、学校、福祉、医療とたくさんの方々にお世話になり成長しています。

長女は3月末からの療養でだいぶ元気を取り戻し、自分のペースを模索中。社会復帰はもう少し先にはなりそうですが、焦らずゆるりとした計画を立てながら行けば良いと話しています。

グループホームに🏠住んでいる次女、先日事業所の面談に行ってきました。働きぶり、困っている事、これからのことなど、次女を支えてくださる方々と沢山お話ししてきました。

次女の中で、17歳で措置入院になった際の事が、今になり理解できる様になってきた様で、消せない苦しみになっている事も分かりました。

当時の次女の発達段階や、それまでの酷い学校環境により抱えてきたトラウマから吹き出した、致し方ない行動でありましたが、もちろん大人であれば罪に問われる事であったという事が、今になり大きな後悔になっているのでしょう。

そして、自分がひどい姉だったから三女の自死にも繋がっているのではないかと、今になって大きな大きな苦しみになっている様でした。

事業所の方と一緒に、10代の頃は多かれ少なかれ皆様々な失敗をしてきたこと。次女の学齢期には、まだまだ社会や学校の障害理解が遅れていて、辛い思いをさせてしまった事、その辛さが思春期になり爆発した事。だから、その頃の次女の行動は、決して次女のせいではない事、三女の死も次女のせいではない事などを丁寧に説明しました。

私は母として何度も説明してきたつもりではありましたが、次女としても親元を離れて暮らしながら、支援者の中で自分はどう思われているのか、自分の過去はどの様に受け取られているのかなど、不安で仕方なかったのでしょう。ポロポロ泣きながら半分理解した様な、少しホッとした様な、半分はやはりわからない様な感じで聞いていました。

24歳といえば、立派な大人かと思われる年ではありますが、知的な理解や精神に障害があるために、こうして一つ一つ不安や疑問を取り除きながら、何度でも過去の苦しみや悲しみを共有しながら、10伝えたうちの2〜3が理解できればよし。とする関わりを、繰り返し繰り返し積み重ねていきながら、私が完全に手を離さねばならない頃には、彼女が支援者に頼りながらも自力で生きていける様にと祈るばかりです。