なんだか、こわくなってきた。


ニュース記事を少し読んでいて。

ふと。。。




気持ちがおちつかない。




私と近い年齢の、海外の俳優さんが

自殺した記事もあった。



笑顔の写真は、

年齢相応の立派な風貌。



そう、だよね、、

この年齢なら。


と、少し落ちこんだ。



今の私と、亡母は同じ年齢のとき

2軒目(2回目)となる自宅を建てた。


亡父と結婚した時には

亡父にはお金(貯金)がなくて

(あるだけ使ってしまう人だった)

親類の?安アパートに住んだそう。


それからまもなく一度目の家を建てた。



私が生まれたのはその持ち家だ。


私が幼稚園くらいの時に

私には他の女の子たちほどおもちゃはなくて

リカちゃんのお洋服だって母がハギレで縫ったものだった。


私のお洋服だってほんの少しよいもので、

とても少ない枚数を着倒していた。


(お気に入りが2着くらいしかなかったし)


私は、うちは貧乏だと思っていた。




しかしながら、そう、

今の私と同じ年齢で、母は家を建て替えたのだ。



そんな暮らしとは程遠い。

母と似ているところもあるだろうけど

まるで似ていない。




母は私に


お金のことざるになるように育てたから


と言ったことがあった。


本当にそうである。



まんまと?



(母は祖母への恨みを晴らしたのだろう。

もちろん、無意識でね)



母がそうしたって、

確実にそうなるものでもないから

多分に私の素地もそうなのだろうけど。


それにしたってね。。。





驚くほど私は年齢不相応だ。


頭がからっぽだと思われるだろうな。




子供の頃は、それでも成績が出るから

頭が悪いというふうには言われなかった。


おかしなやつだとはいつでもまわりに思われていた。






色々と頭に浮かぶなあ。





日付はかわった。





猫が死んで一年がたった。早いもので。


私は、なにもしてないからねえ。




毎日、みなさんは私の10倍くらい生きてるだろうな。




1日のうちの多くを寝る生き物や、

じーっとしてる生き物、

ずっと飛んでるとか、走ってるとかっていう生き物、


色々いる。



同じヒトだけども

私の時間の流れはとても平均から離れている。

外れ値だろうな(笑)




さらに、ずうっと、

洞穴にいたようなものだし。



違う世界。



私には。









虫のことを少し書くけどご容赦。





カマキリのかま子さんは、今日も生きてる。


暫し前にひっくり返ってからも。



車がよくとおる道路にいたところを

息子が助けたときには

すっごく勇猛果敢、素早く的確に

虫を捕縛して食べた。



先週?からかな、

私の背中にはもうのれない。


いつのまにか足先がとれてしまってる。

一昨日くらいからはおなかをついたままだ。


今日は、何度か捕縛チャレンジしたけど、

捕まえられない。

とっても反応も動きも遅い。


お水は


スポイトで私の指に垂らしたところを飲んでくれる。

わかるし覚えている様子。

コオロギでも安全かそうでないか、だけは

覚えるのだろうか?あやしすぎる。


でもカマキリは、わかるし覚えているように

見えてしまう。

そっちへ行きたいんだよーってかまをちょいちょいしたりするし。


今、どうしてほしいのか、

どうしたいのかは、わからない。



コオロギはたくさんいるから、

大抵毎日どれかは死ぬ。


幼虫の時期は短くて成虫になってからのほうが長い。

(と言っても数ヶ月だけど)



おじいおばあを分けている。

どんなに違うことだろう!


と言うほど動きが違う。



数ミリの時は、チラ見くらいならアリかな?

と思うくらい。


1cmあるかないか、くらいの時には

(こちらの)気配で跳ぶ。

ぴょんぴょんと活気よく跳ぶ様はクモみたいな動き。

もう私の目では追えない。


無駄にぴょんぴょんしてる。



でもおじいおばあになると、

まず、脚がのぺーっとしてもううまく立てなくなる。

踏ん張りもきかなくなる。

跳び跳ねるなんてできない。

動きが緩慢になっていく。



のそのそして、動けなくなって

足腰がたたなくなって

あんまり飲み食いもしなくなって


。。



ようやっと、お水だけ飲む。




そういうのは、

まるで違う生き物だけど、おなじなんだねえ。


カブトムシもコオロギもカマキリも人間も。







体が大きくなると


1匹も見かけてないなあってこともなくはないけ

見守っている。




そんな今日、

1年前は猫が死んだ日。