オンリーわたしフィールド



以外が入ってくると

とたんにぐっちゃぐちゃになる。




もう混沌。





にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり






なんでもたいがい好きではある。

「あれもこれもいい!」



物の、色や形を見ているのが好き。



ただ、見るだけ。





虫のこともそう。


飼育がうまくできてるかったら、できちゃいない。

けども、


へー、ほー、、、


と言いながら見てるのがいい。


気持ち悪くてもそれは「新鮮」だ。



いつも活きのいい「おもしろい!!」

なによりもわたしの活力源。





ずーっと昔。

混雑した夕刻の山手線。

色んな人がいて、色んなにおいがする。

秋冬に暗い色調。

ふと、目の前におじさんの耳があって


生まれて初めて「耳毛」なるものを見た。

衝撃だった!!

軟骨?の、ところに長くふっさふさな白い毛が

生えていたのだ。



新宿で、デロリアン(同じ車種)を見かける

秋葉原で呼び子をしてる(やたらかわいい)メイドカフェ店員とすれ違う


他の町では見かけない。




真夜中に山道を車で走る


遠くに白くて丸いなにかがもやあっと見えた時には

心底ドキッとした。

鹿のおしりだった。


可笑しくてたまらなくなったし

でもやっぱり…なにかがいそうな峠道の暗い森だった。



怖いドキドキだけど

あの道はまた行きたくなる。

猿もいるし、四季の変わりようが楽しい。




カラフルななにかでも

薄暗い潮騒でも

雑多で無機質な場でも

 

一種の鮮度の高いなにかがいつもある。




そういうものを、ただ見るのが好きなのだ。



本当に飽きない。





ひとつ、あえていうなら


「観察」されることによって

物事はそうだと決定されるのだから


なんの目的のためでなく

単に「観察する」行為が面白くてたまらない

ことも


大変にそれで十二分だと思う。






にっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこりにっこり






わたしの人生はそれで終わる。


それだけ。




それだけの人だから、 



なにやら他の要素が入ってくると…




○○のために、なになにが要る



とか。



だれそれのなになにがどうだ


とか。




わたしの世界では手におえないのだ。






だから今日も混沌の中で

わたしは迷子になっている。