大宮BL小説です。
閲覧ご注意ください。
夢の中なのに。
自分の喘ぎ声が遠くに聞こえる。
恥ずかしいのに。
大野さんに自分の全てを晒す。
夢の中の大野さんは、まるで恋人みたいに、僕に優しく触れた。
滑る指が…
僕を快感へ誘う…
誰にも触れられたことのない、大野さんを受け入れる場所。
大野さんはそこにも指を這わせた。
僕の奥をなぞり、一つの場所を捉える。
それだけで僕は大きく弾けた。
身体が波打つ。
快感が深すぎて、身悶える。
大野さんは何も言わず抱きしめてくれた。
呼吸が少しずつ落ち着いてくる。
固いものが僕の蕾にあてがわれ、そのまま奥深くに、大野さんが埋まっていくのを感じた。
怖い。
こんな…
こんなに、どうしようもないほどに…
深い快楽なんて、知らない。
何度も何度も欲が弾けて…
胸が苦しい。
ぎゅっと目を閉じたまま僕は大野さんに身を委ねた。
そっと瞼に何かが触れた。
ゆっくりと瞳を開ける。
大野さんと目が合った。
夢の中だけど…
今は。
今だけは…
僕を…
ありったけの思いをこめて。
僕はぎゅっと抱きついた。
「…すきだ」
繋がったまま聞こえた愛の告白。
もうこのまま…
夢から覚めませんように…
願いとともに僕は堕ちていった。