みなさんこんばんは〜
今日は個人的にかなり落ち込むことがありあまりにメンタルが厳しかったので現実逃避を兼ねて繁華街まで遊びに行ってきました
古本屋で嵐の昔の雑誌を買い漁り時折覗く現実を向こうに追っ払ってなんとかやや浮上することができたような…
ホント、現実はいろいろありますよね…
買ってきた嵐の雑誌は時間をかけてゆっくり中を楽しんで切り抜きしまくりたいと思います
で、帰ってきたらちょっと…いやかなり嬉しい出来事もあったりして…
私のしょーもないヘタクソなお話を読んでくださっているみなさんのおかげで、私も幸せな気持ちにさせていただいています
本当にいつもありがとうございます
ではでは今日もお話の続き、あげたいと思います
大宮BLパラレル小説です。
閲覧ご注意ください。
「なんで俺、怒られてんですかね?」
「…は?」
「確かに俺、アナタの携帯着拒にしたけど、別にそんなのどうでもいいじゃないですか」
「…なんだそれ」
「だってアナタはもう俺なんか必要ないでしょ?」
「…は?」
「どうぞ、お幸せに」
俺は大野さんにぶつかりながら、エレベーターの外に出ようとした。
不意に手首を掴まれる。
「離っせ‼︎」
腕を振り払おうと、ブンブン振り回す。
でも、結局、それ以上に強く掴まれただけだった。
そして大野さんは続けた。
「…お幸せってなんだ?」
お幸せったらお幸せだろ!
改めて確認するなんて、大した嫌がらせだ。
これ以上俺を惨めにしないでくれ。
「それ、改めて俺が言わなきゃだめなこと?」
そう言いつつ大野さんを見る。
だめだ。
涙が溢れそう。
泣くな。
泣いたら、負けだ。
そう自分に言い聞かせ、こっちが必死で堪えてるのに、本当に心当たりがないような顔を大野さんは俺にむけた。
そして、もう一度、言った。
「お幸せってなんだ?」
ホントこの人、最低だ。
どうしても俺の口から言わせたいんだね。
「…よかったですね、よりが戻って」
「…は?」
「あんな綺麗な人、大野さんのとこに戻ってくれたのなんて奇跡ですよ、奇跡」
頰が冷たい。
あぁ…頑張ったのに、ダメだった。
泣きたくなかったのに、な。
「とにかく、お幸せに!」
最後の力を振り絞って、手を振り払う。
不意を突かれたのか、大野さんの手があっさり外れた。
俺は走った。
走りながらポケットの中の鍵を握る。
できうる限り最大のスピードで、俺は扉を開けた。