運命の糸 | 銀の月 言の葉の夢

銀の月 言の葉の夢

♫♦*゚¨゚・*:..。溢れる思いを☆.。.:*言の葉に乗せて・°☆.。.:*

 
そして、私はほんの少しだけ泣いていた 

 
本当に悲しむべきことでではなく 

 
悲しんでいるだろう私を想い 

 
りなく優しく包んでくれようとする

 
言葉によって…
 
 

 
 
 
 
 
 
 
私にはわかっていた 

 
おそらくは彼も

 
もしも、すべての人間一人ひとりに

 
運命の糸が繋がっているとしたなら

 
きっと二人のそれは

 
一見似ても似つかないものに違いなく
 
 
 
 

 
 
 
でも、よく見るとそれは 
 
 
形状や素材が いちいち似ているのだ 
 
 
 
 

そして、限りなく近いところで 
 
 
決して交わることなく

 
傍に寄りそうように存在するだけ
 
 

 
 
 
 
 
 
まるで、糸が 

 
もつれたり
 
 
絡み合ったりするのを
 
 

拒むように
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな感じだった…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やっぱり、この詩をTOPにしちゃいました。
kakoぶろぐでもTOPにしていたのですが…
 
おそらく、これが私の理想なのかもしれません。