そして、私はほんの少しだけ泣いていた
本当に悲しむべきことでではなく
悲しんでいるだろう私を想い
限りなく優しく包んでくれようとする
言葉によって…
私にはわかっていた
おそらくは彼も
もしも、すべての人間一人ひとりに
運命の糸が繋がっているとしたなら
きっと二人のそれは
一見似ても似つかないものに違いなく
でも、よく見るとそれは
形状や素材が いちいち似ているのだ
そして、限りなく近いところで
決して交わることなく
傍に寄りそうように存在するだけ
まるで、糸が
もつれたり
絡み合ったりするのを
拒むように
そんな感じだった…
やっぱり、この詩をTOPにしちゃいました。
kakoぶろぐでもTOPにしていたのですが…
おそらく、これが私の理想なのかもしれません。