この可憐な花は、庭先のフェンスに絡まってたりするつる草です。
大抵は花が咲く前にやっかいな雑草として処分されるので
こんな可憐な花をつけるなんて知らない人も多いのでしょう。
ほんの小さな花ですが、よくよく見ると、その可憐さに心奪われてしまいます。
白いフリルのカッティングをつけたようなベル形の中心に
えんじ色が愛らしい。
この表現は、私の大好きな作家、有川浩さんの『植物図鑑』からの抜粋です。この本を読んでいなかったら出逢わなかった道端の道草。
雑草という名の草はない。まさしく、この雑草の名前こそが
『ヘクソカズラ』 凄いネーミングですよね
なぜなら、この植物の葉や蔓を引きちぎろうものなら、物凄い悪臭が
するからです
有川浩さんの作品はほとんど読みつくしましたが 『植物図鑑』は
3回読んじゃいました ハマっちゃったというか、なんというか・・・
もちろん映画ももれなく見たのですが、主役の岩ちゃん(JSB)の
王子っぷりにもキュ~ン
どうも私は王子に弱いようで・・・
今、私の王子は専らピアニストの大井健さまですが