麒麟の翼 | 銀の月 言の葉の夢
夜空の下では
裸の言葉が さ迷う
月に背を向けた私
そばにいてと
見つめられた真摯さに
胸が苦しくなる
はぐれた想いは
行き場を無くして…
見失った月を探してる
今さら
言葉に寄り添うだけの
空っぽの愛は要らない
乾いた心が 風にふかれて
散らかった星空が
寂しく揺れている
眠れぬ哀しみが
夜空に滲むよ
空を駆ける麒麟に翼は無いのに
なぜ、この空を飛べない麒麟には
翼があるのだろう
まるで
飛んではいけない私に
与えられた翼のように…
そばにいてと
抱き締められた君の腕を
振りほどけずに
景色だけが
モノクロに溶けてゆく
*・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*゜''・:*♪*:・''゜
写真は日本橋の麒麟さんです。ちょいピンぼけですねf^_^;麒麟とは中国神話に登場する霊獣ですが確か翼は無いんです。その姿は龍に近いかな…だけど、日本橋の麒麟には なぜ翼があるんだろう…ちょっとググってみたら、わかりました。
それは日本橋の設計者が、日本の道路の起点となる日本橋から飛び立とう、というイメージから 麒麟像に翼を付けたんだそうです。
そんな 麒麟像を 見上げながら 重なる想いを綴ってみました。
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