ONE PIECE エピソード オブ ナミ | 銀の月 言の葉の夢

銀の月 言の葉の夢

♫♦*゚¨゚・*:..。溢れる思いを☆.。.:*言の葉に乗せて・°☆.。.:*

ワンピース公式サイトより

ワンピースが好きだっていう人はたくさんいらっしゃるんじゃないかと思います。
私もその一人で、最近ギタリストのmasatoさんがおすすめの「ルフィの仲間力」
っていう本を買って読んだりしましたしゃきーん

ワンピースには泣けるシーンや台詞がたくさんあるのですが、その中でも
自分が思わず共感して泣いてしまったのが、このナミのエピソードです汗

ここからは「ルフィの「仲間力」からの一部抜粋になりますが、ナミの境遇
とルフィの出逢いを簡単に書いてみます。

ナミが生まれた村は、魚人アーロンによって支配されてました。
母親代わりのベルメールさんを殺されたナミは、たった一人でアーロンから
村を取り戻す決意をします。その時10歳だった彼女はアーロンのために
海図を描きながら海賊専門の泥棒としてお金をためていました。
「1億ベリーで村を買う」とアーロンと約束したナミは、8年間、誰の助けも借りず
弱音を吐かずお金を貯めました。
ところが、あと少しで1億ベリーに達しようとしたときにアーロンにお金を没収
されてしまいます。
アーロンはナミを部屋に閉じ込めて、海図を描かせ続けます。

「メシだって与える、好きな服も買ってやるさ!‘生きる”のに事欠くことはなにもねェ
ただ俺のために海図を描き続ければそれでいい」

ナミはルフィに助けを求めます。
ナミが抱えていた8年間の苦痛が吐露させた叫びを、ルフィはしっかり受け止めて
言います。

「当たり前だ!!!!!」

「こんな部屋があるからいけねェんだ!!!!! 居たくもねェあいつの居場所なんて
おれが全部ぶっ壊してやる!!!!!」


そう叫んでルフィはこれまでに描かれた莫大な海図を破ります。

何がルフィをここまで動かしたのか・・・。

いくらご飯を食べれても、服を買ってもらえても、いくら居住を保障されていても
そこには微塵の自由がない。
自律性や自分の行動を自分で決める権限がない。
この、自由の欠如こそ、ルフィは許せなかったのです。


*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚・*:..。♡*゚¨゚゚・*:..。♡*゚¨゚゚・

この場面で涙した人、多いんじゃないでしょうか。
私は思わず自分の境遇に重ね合わせてしまいました。

すべてが揃っていても、贅沢さえできても…そこに自由と自分の意志がなければ
何の意味がある生き方でしょう・・・。


ここから少し外れますが、結婚や子育てしている主婦の方、自由がないって思っている人が多いかもしれません。
でも、物理的な自由がないのは当たり前です。
小さい子がいれば、母親は四六時中付きっ切りですから。
この状況を自由がないと言って嘆くのであれば子供なんて生まなければいいんです。
私が言いたいのは、そんなことではなく、人としてお互い尊重できるかどうか、相手の人としての尊厳をどれだけ守れるか、ということです。

これが欠如したとき、結婚生活もしくは夫婦関係は崩壊するでしょう。
それでも心を凍らせて淡々と暮らし続けている人も実は多いんじゃないかと思います。

私がナミのエピソードに涙が止まらなかったのは、そんな自分と重ね合わせてしまったからに他なりません。
だけど、私には助けを求める仲間は・・・残念ながらいません苦笑

じゃあ、幸せの定義ってなんでしょう。

それは、きわめて個人的で主観的なものだから、同じ状況でもそれを幸せと感じるか不幸と感じるか人それぞれです。
だから、幸せの定義なんて無いのかもしれない。
だけど、一人の人間としての尊厳を奪うことは、たとえ家族であろうがあってはならないことではないでしょうかしゃきーん

ナミのエピソードから外れちゃいましたが汗
そんなこんな、感じたことを書いちゃいました笑 ニャハハ

というわけで・・・明日8月25日、土曜プレミアムにて
「ONE PIECE エピソード オブ ナミ航海士の涙と仲間の絆」、放送 
見ちゃいたいと思います~にこ