恋を忘れた日 | 銀の月 言の葉の夢

銀の月 言の葉の夢

♫♦*゚¨゚・*:..。溢れる思いを☆.。.:*言の葉に乗せて・°☆.。.:*





風が通り過ぎる

枯葉がアスファルトを転がる乾いた音

カサカサした自分の中の何かが

少しだけ反応する   
 

少し前まで 

黄色の葉を茂らせていた銀杏の木が

寒空に 1枚の葉もつけずにいる事に今更気付く


心 閉じ込められたまま 

どれほどたったのだろう


もう、それすら忘れるほど

無感覚な空間の中で

行き場を失った煙のように…


やがて春が来て夏が来るように

周りが彩られていったとしても

いつか なにか 変わるだろうか…




そういえば

最後に恋したのは 

いつのことだったろう…