お久しぶりです。長らく、というよりも、一ヶ月近くも更新できませんでした。寒さに参っていたのもありますが、単純に意識が別の方向へと飛んでいました。そして、気づくと十二月になっていて、あっという間に年末へと進んでいたというか……。

 

いや、駄目ですね。折角のブログなのに、更新しないまま放置しているというのは、何だか勿体無いというか(【エブリスタ】の方でも更新が滞っているのですが)、探してみると普段の気づきや面白そうな話題、興味や関心事など、いくつもあるんですよね。

 

それで、その一つという訳ではないのですが、今年は今まで以上に見慣れた景色や街並み、行き交う人の波など、いつもとは違う視点で見ることが多かったかなという印象です。

 

いつもなら、人の波に飲み込まれ、軽く酔うこともありましたが、今年は、自粛や予防などもあって穏やかでした。そのこともあって、街並みや少ない人の流れを、落ち着いて見ることができました。それ以上に一番の発見は、やっぱり空ですね。

 

そうです、空です。とても綺麗に空が見えたというか、刻一刻と表情を変える空に、その時々の心情が映し出されているような、この季節特有の色合いもあって、幻想的でもありました。例えば、紅く燃える空を背景に数羽の鳥が山へと帰って行く姿、これは感動さえ覚えるほです。

 

これからは寒さもより厳しいものになっていき、雪が降ろうものなら、肌身が凍ってしまうのではないかと思えるぐらいです。ですが、どこまでも広がっている空を見ていると、根拠はないのですが、不思議と落ち着いている自分がいるんです。今年は、色々と不安感が募ったり、場合によっては恐怖感でさえ抱くこともありました。

 

けれど、空を眺めていると、「あ、大丈夫かも」と訳もなく思うんです。確かに、相応の疲れはありますし、先の見えない不安や暗雲とした道に、憂うつな気分に陥ることも多々あります。けど、そこで立ち止まれる自分がいるんですよね。これが少しだけ身についた強さなのかは分かりません。ただ、ずっと先にまで続いている空を眺めていると、大丈夫かもという思いの他に、「うん、いいかな」という思いもあって。

 

多分、きっと、空に色々な感情を投影することで、一つの踏ん切りというか、心が晴れやかになってくるのでしょうね。っと、久しぶりの更新でした。ぼんやりとして、凄く曖昧な内容になってしまいました。

 

それでは、読んでくれてありがとう。喜びと感謝のうちに。