理事長&副理事組が伺った昨日の施設での様子のレポートが届きました。
歌の楽しみ方は人さまざまです。
思い思い楽しんで頂けた様子が伝わります。
今日のみんなで歌おうは、11名の方が参加され、内2名が男性の方でした。
一緒に歌われる方、聴いていらっしゃる方、双方半々ぐらいで、
前の席にいらした方々の方が積極的に歌われていました。
男性の方お二人の内、お一人はほぼ全部の曲を一緒に歌っておられましたが、
もうお一人は始めの何曲かはじっと前を見つめて、途中からは眼を瞑って
ずっと聴き入っておられました。
最後の「故郷」では静かに涙ぐんでいらした様でした。
参加者様のご感想は
「私、声が全然出ないんですよ。でも好きなの。」
「全然歌えないはずなのに一緒に歌っていたら
声が出ている様に錯覚します。」
皆様それぞれに「楽しかった。」「また来ます。」と仰りながら
ゆっくり退出して行かれました。
最後にお一人立ち上がって残っておられる方がいらっしゃいました。
あの途中から眼を瞑って聞き入っていらした男性の方でした。
「私は今生で98になりますが、出征して南方へも行きました。
その頃は軍歌ばかりよく歌っておりましたが、私は歌は歌えませんので
今日はずっと聴かせて頂きました。いや、良いものを聴かせて頂きました。
ありがとうございました。」と言ってくださいました。
張りのある大きなお声だったので、歌われればさぞかしと思いましたが、
その声は戦場で指示を与えていたからとの事でした。
「よくぞご無事で戻られました。
今日お会い出来て本当に良かったです。どうぞまたいらして下さいね。」
と申し上げると、「はい。」と 一礼をして、静かに退出されました。
