「起立 きょうつけぇ 礼」の合図と共に
「おはようございます」の声がこの教室に響く
ハズだった。
だが、この教室にはその様な明るくみんなが幸
せそうな空気はなかった。みんないつもの様に
友達と話したり、居眠りをしたり、落書きをし
たりしないで教室全員がうつむいていた。しか
も34人いるはずの教室が15人しかいなかった。
「じゃあ、ホームルームを始めるぞ」
と、先生が変わりなくホームルームを始めた。
俺はこのクラスで一番後ろの窓側の席について
いる。なぜか俺はこの席が好きだった。
だが今は違う。前まではみんなが色々な事をし
ていて、ソレを見ているのが良かったんだ…
あんなことがあったからこうなってしまったん
だ。
つづく