いつもBBSへの書き込みありがとうございます。

今回はそんな書き込みを読ませていただいて不躾ですが少し書いてみますね。
(いつも不躾ですが・・苦笑)

僕は今までこの職業をものすごく誇りに思っていました。
もちろん今でも誇りに思っています。

ただ、今回の震災で自分がいかに無力かをいやってほど痛感致しました。
何をどう言えばいいのか・・

僕は路上で唄うことの楽しさやうれしさはもちろん忘れてはいません。
だからと行って今すぐに東北に行って唄うというのはどうなんでしょうか?
まだまだ、避難している人や、安否がわからない人がたくさんいる中で
物資も十分に行き届いていないそんな状況の中で路上ライブをする!?てどうなんでしょうか?

避難場所で寝ている人もいるでしょう・・病気で苦しんでる人もいるでしょう・・
そんな中でもちろん、羽の曲を聴きたいと思ってくれている人もいるでしょう・・
お年寄りの方で寝たきりの方もいるんだと思います。
僕らが行くことによって、みんなが喜んでくれるのであれば今すぐにでも行きたいです。

しかし、音楽は聞き手によっていろいろと形を変えるものだと思います。

親や親戚や子供をまだ探している人もいるんです。静かに寝たい人もいると思うです。
寒さに震えている人もいると思うんです。いろんな人がいる今は耐えているんです。

そんな中、僕らが今行ってどうでしょう?

・・・。

もちろん、もう唄わないとか言ってるんじゃないんです。

これから復興していく何処かで僕らの唄を届けれたらと思っているんです。

だから、哲と話合って今やるべきことをやろうと決めました。
義援金や物資の援助、そして出来るだけ節電しようと。


今回ファンクラブの方も家を流され被災された方がいると聞きました。

どうか、この暗闇の中でも自分を見失わず乗り越えてほしいと思います。

必ず光りが見えてくると思います。

どうか、東北のみなさん寒い日が続きますが、お体に気をつけてください。

きっとこれからもっと日本全国、世界の全ての国から想いが届くと思います。

僕らも精一杯の想いを送りたいと思います。



唄人羽 安岡信一 本多哲郎