マグニチュードと震度の違いをいつか調べようとして今日になってしまいました

双極性障害と逸脱してしまうテーマになりますが、不安は知識である程度解決します


解説が長くなりそうなので大雑把な結論です

マグニチュード6.0以上はかなり揺れている

という認識で良いかと思います



マグニチュードとは地震のエネルギーの大きさ
(世界共通)

震度は地震計がある地点の揺れの程度
(日本の気象庁だけの数値)



マグニチュードは震源から発するエネルギーの規模です

図のように震源地に近いと震度7だったり、遠ければ震度2などとなります






そして同じ震度7でもマグニチュードはこれ程の差があります


元日の能登半島地震はM7.6です
なので阪神淡路大震災や熊本地震よりも大きい地震でした

因みに2023年のトルコ・シリア地震はM7.8です


マグニチュードは1.0の差で32倍のエネルギー
2.0の差は1000倍の違いがあります

東日本大震災1発=阪神淡路大震災1000回分のエネルギーになります
M9.0の威力は計り知れません

逆に阪神淡路大震災は東日本大震災の1/1000のエネルギーですが、深さ16kmしか無い直下型地震なので大都市丸ごと一つが壊滅される被害になりました



それで、
ニュースで「マグニチュードいくつの地震がありました」と海外の情報を聞いてもいまいちピンと来ません

これが知りたいですよね




最初の結論で述べた個人的なイメージですが、


M6.0以上
深さ20km以内はかなり大きい揺れ


M5.0でも深さが浅ければかなりの規模ですが、きりがないので自分はM6で覚えました

あくまで私だけの目安ですので気に留めてみて下さい
(本当は何もない事をただただ祈ります)



過去の世界ランキングです
マグニチュードは理論上M10.0が最大です



M10.0は激しい揺れが20分〜1時間続き、その最中に巨大な津波が来ると想定されています

陸地でも地割れを起こし建物もインフラ施設も破壊され大火事を起こしながら揺れます

想像もしたくありませんが、どうにしようもない規模を知り覚悟しました



震度の事をもうちょっと詳しく

震度は日本の気象庁のみの値です

ご存知のとおり震度0〜7まで、
5と6は弱と強があるので10段階あります

なぜ震度7までなのかと言うと震度7以上の対応は同じだからです

震度10でも100でも記録されるのは全て震度7です

震度7は青天井です

なので震度7と発表されたら実際の揺れはそれ以上、相当の事が起きていると考えるのが良さそうです


1回の地震でマグニチュードはひとつですが、
震度は地震計の数だけ存在します

一番最寄りの地震計で決まります
もしも、仮にですが、東京にしか地震計が無かったとしたら、東日本大震災は東京で記録した震度5強になるということです

実際は全国で約4300基あるので精度は高いです


これでお住まいの最寄りの観測点が分かります
「今の地震は震度1じゃなくて3はあったのに、、」
という現象が起きても仕方がないのが分かります



終わりに
マグニチュードは変えられませんが、震度の被害は自助努力である程度抑えられます

周知されている準備を怠らない事
避難できる体力をつけておく事

どんな事が起きても体力があれば何とかなります



理系でも文系でもなく感覚で生きるわたしの説明なので、もし盛大な間違いなどあったら識者の方優しくご指摘下さい(^^)