通勤に2時間弱かかる職場に
育休明けから復帰した私。



朝7時に家を出る私。

それと交代で起きる夫。

夜中2時頃帰宅する夫。



本当に顔を合わす時間も数秒という毎日で。







その頃の夫は、
責任ある役職についた上に
倒れかけた子会社の再建も任されていた。



その子会社に入ってみると
それはまぁ酷い状態だったらしい。

夫の前に立て直しを諮っていた人が
数千万円の損失を上に報告しないまま
鬱になって辞職したそうだ。 


そんな重責が重なって、
帰宅は1時位が平均
遅い時は3時なんて日も。


さらに朝はゆっくり眠ることも許されず、


慣れない下の子の身支度をして
子ども2人を
違う保育園へそれぞれ送り届ける。

(上の子は私が出るまでに起きて
準備をさせていたけど、
下の子は朝が苦手で、
私が出る時間までに身支度させる
ことは困難でした…。)



そんな毎日が続いて、





夫は鬱になった。




私が仕事復帰をしてから





5ヵ月、




もたなかった。





その話はまた別で記そうと思う。








そして、この状況で私が仕事を続けることは
もう無理だ、という気持ちになり。






悩んで




悩んで




悩んで。









直属の上司に退職を申し出たんだ。










退職の意思を伝えようとした途端、号泣。







あぁ、私もいっぱいいっぱいだったんだな、





と思った。






その数日後、部長にも伝えたら、




思いもよらない言葉が返ってきた。







続く