ついにHIMARIちゃんに会ってきました!
金沢市で開催されたガルガンチュア音楽祭です。
いやこれからは「HIMARIさん」ということにしましょう。
2024年5月4日 は母の吉田恭子さんとのDUO演奏(ピアノは河野紘子さん)でしたが、初めにお母さんが娘に敬意を表し「HIMARIさん」と紹介していたからです。
娘が自分と同じ道を歩み、驚異的な才能を発揮していることへの誇らしさとリスペクトなのでしょうね。出藍の誉れというのはまさにこのことです。
12才のHIMARIさんは背も伸びて母の肩ほどになっていました。
私の席は2階席でやや距離が離れていましたが、吉田恭子さんは遠目にも美貌のうえモデルのような容姿で、母娘の絵だけでも十分楽しめました。
共演した演目は、ガーシュインやクライスラーの愛の喜びなどでした。さすが母娘の息はピッタリ! 満員の観客を魅了していました。
写真は中日新聞記事より引用
5月3日には英国のオックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団との共演で、彼女はさらに磨きをかけた「カルメン幻想曲」を演奏。しなやかな音色は息をのむほど見事でした。
そのあとのアンコールで、皆さんもひそかに期待していた「バッハのヴァイオリン無伴奏ソナタ第2番イ短調」を独奏してくれましたが、また一段と表現力を増した重音と旋律は素晴らしく、まるで教会のパイプオルガンのような荘重さで、英国の楽団の方々も心から聴き入っている様子でした。
間違いなく石川の地震被災者の皆さんへの癒しにもなったことでしょう。
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私の金沢の訪問は2度目です。(最初は20年以上前)
3月に敦賀-金沢間に北陸新幹線が延長され、福井の辺りから遠くに白山の雄大な姿も見ることができました。金沢市中はケバい看板も少なく清潔な雰囲気でした。5月連休の真っただ中でしたから国内外の観光客も多く、皆さんシックな街並みを楽しんでいる様子でした。
音楽祭のコンサートが開催された石川県立音楽堂はパイプオルガンを備えた立派なホールで、金沢市の芸術文化度の高さが伺い知れます。もちろんHIMARIさんのコンサートだけでなく、数日間にわたり各種の演奏が披露されたようです。
私は空いた時間に「金沢城址」の散策や、安くて旨い北陸の海鮮料理も楽しむことができ、金沢が心に残る「音楽の都」になりました。
(上)金沢城河北門(復元)
(上)本丸石垣(原状)
よく見るとすべての積み石に寄進者の刻印があります。
⇒ コンサートに行きます! | utageno-atoのブログ (ameblo.jp)