昨日 そろそろ下の子が帰る時刻になった

まだかなあ

インターフォンのモニターを付ける

まだだな

ふと 耳を澄ますと

チュン

チュン

モニターから鳥の鳴き声がした

雀でもいるのかな

暫くすると 下の子が帰って来た

「ねー 来て〜 鳥がいるよ」

上の子と2人で 玄関に行くと

見た事も無い鳥がいた

さっきの鳴き声の主か

とても小さく  何より近寄っても ビクとも動かなかった

怪我をしている様子もない

「どうしよう」

このままで良いわけはないが  野生の鳥は 触ってはいけないのでは…

もしかしたら 親鳥が近くにいるかもしれない

病気を持っているかも…

でも 何とかしなくてはと 市役所の環境保護課に電話すると

「怪我をしてないのなら そのまま様子を見て 明日 またいるようなら電話をかけて」と言われる

それでも 気になったが 一旦 家の中に入る

子ども達が 「ちょっと見てくる」と言った

自分は またモニターを付けた

そこには 1羽のカラスが 素早く上の子の車に飛び上がる画像が写った

「カラス!!!!  出ちゃダメ!!!!」

叫びながら 子どもを制し 外に出ると

そこには 先程まで 愛くるしい姿を見せていた

あの小鳥の 無残な姿があった

その間 たった1〜2分…

思わずこみ上げるものがあった

そして 後悔

何で 目を離してしまったんだろう

草むらに隠すか 明日まで 玄関にでもいさせれば良かったのに…

すぐに 花壇に埋めて みんなで手を合わせた

何が最良法だったのか

命の儚さを前に 悔いだけが残った

ごめんね