アガレス【Agareth】


①ソロモンの72柱魔神*注1の一柱。老いた紳士の姿で、拳に大鷹をとまらせ、ワニに乗って現れる。拳にとまらせた大鷹まではなかなか絵になるフォルムだが、騎乗しているのがワニというのは、いささかダサいのでは…。

②かつては力天使の座にあったが、堕して現在では31の悪霊を召しかかえる東の公爵らしい。

③自分に非協力的な者をも動かし、自分から離れていった者を召び戻し、人に全ての言語を教えることもでき、あらゆる威厳を打ち破れる力を持ち、ついでに地震も起こせる。けっこー何でもありのすごい悪魔。Lv50台はダテではない。

④「女神Ⅱ」に幻魔として初出、その後「真・女神Ⅱ」と「If…」の2作に堕天使で登場する。いずれも高Lvの悪魔で、創成期のメガテンを彩る代表的一柱といっていい存在だろう。

⑤ (女神Ⅱ・幻魔44)

 初出の「女神Ⅱ」では、かつて力天使であった自分を投影しているかのように、ライト系種族の幻魔。Lv44と高レベルのわりには攻撃力が低いが、高い知力を利してのアギ系魔法はかなりの破壊力を持っているので、魔法戦の好きな人は使ってみても面白いかもしれない。

 ちなみにこの作品でのフォルムは、ジジイはジジイなんだが、ワニには乗っていない。あるいは本人も、さすがにワニはちょっといただけないなぁ、と気づいたのかもしれない。

➅ (真・女神Ⅱ・堕天使57、If…・堕天使55)

 ワニにまたがるジジイというイケてないフォルムにもかかわらず、実は剣技を持っている隠れた実力者。テトラカーンなんかも好んで使うので、敵に回した時にすばやさでこのジジイをしのいでいなければ、なかなかに厄介な相手である。



*注1 ソロモンの72柱魔神

 旧約聖書の登場人物であるソロモンは、「ソロモンの指輪」と呼ばれるアイテムの力で、エルサレム宮殿の建設に使役したアスモデウスをはじめ、数々の悪魔を統御し、その支配下においたとされる。ただ、『ゲーティア(後注参照)』に見られる 72 という悪魔の数については、カバラ的見地から後世に当てはめられた数とする見方が有力。実際、ハルファスとマルバスのように実質的に同じ悪魔が混用されていたりもするし。