人にはそんな力があると言うのは、音楽家の大江千里さんです。

 

コロナ禍が去り、馴染みの店で再び人と触れ合っていると、楽しい時間の記憶ばかりが次々と浮かんできたそうです。

 

人は頭の中に、過去の経験を感情別にファイルしていると「きょうの言葉」にありました。

確かに旧友と久しぶりに再会した時は、楽しかった思い出話で笑いあえますね。

 

一方、悲しみや苦しみ、怒りなどの感情の記憶も、こちらの方が容易に数珠つなぎに思い出せるとありました。

一つ嫌な経験を語り出すと、次々に止まらなくなり、怒り続ける友人がいました。

 

「楽しい時間と苦しい時間、どちらを思い出すかはあなた次第だ」と締めくくられていました。

せっかく持っている不思議な力を、笑える方向に使いたいです。

そのためには「楽しかったファイル」を増やしていかなくては。

 

今日は三連休の真ん中、行楽の秋を楽しんでいる人が多いことでしょう。

わたしはみかんの収穫を楽しみにしていますが、今年は天候が不順でみかんの色づきが悪くてまだ呼ばれないのです。

 

今年の「楽しかったファイル」にみかん山の出来事を入れられる日が早く来ますように…