こんばんは。今日は、確定申告しに行って来ました。初めて確定申告しに行って思った事は「こりゃあ、一人じゃできんな……」と。何故、そう思ったのか？ スマホを使ってやるんですが、設問がひっかけ問題みたいになってる所が何か所かある。例えば「年末調整済みの書類をアップロードする」という項目は、年末調整が終っていない源泉徴収票もその設問部分でアップロードする必要がある。
飛ばして良い項目や全く強調されてないけど、入力しなきゃいけない項目もあったりする。何より、一緒にやってくれた女性も全てを網羅しているわけではなく、時々通り過ぎる男性に聞いて、その男性も更に分からなかったりして更に別の人に聞きに行く。という状態だった。
こんな状態で「スマホで一人でチャレンジしてみよう！」とかハイテンションで言われても、恐怖しか感じないわ
もう少し、簡素化するなり、説明文を聴き馴染のあるものにしないとチャレンジ精神に火を灯すのは難しいだろうと思う。
ちりとりと癇癪
確定申告をした結果、納付税額がある事が分かった。多分、今までもあったんだと思うんだけど、転職が神がかり的に期日に間に合っていたのか請求された事は無かった。
だが、発生してしまったものは仕方ない。払わざる負えないだろう。そして、私は此処で過ちを犯す。普通に「確定申告行って来たよ」とだけ言えば良かったのに「何か、納付額が出たわ」と父に報告してしまった。
その瞬間、父の目の色が変わった。
「何で？」
から始まり、それは会社が悪いんじゃないのか。そんな話は聞いた事がない。会社を訴えろ。とかなんとか色々過激な事を言って来た。まぁ、確かに。退職前に「源泉徴収票を下さい」と言ったのにも関わらず寄越さず、退職後も放置されていたわけですしキレるのは分かる。私も源泉徴収票は全部貰ったと思っていたし、仮に残っていても会社側から送ってくれるだろうと思っていた。何故なら今までの会社がそうだったから。
「下さい」と手紙を送ったら意外とあっさりとさっぱりと何事も無かったかのように送られて来ましたよ。まあ、申請したのは年末調整が終って今の会社から「自分でやって」と突き返された後でしたけども。
どっちにしても、会社云々は関係なく「納めなければいけない」訳で。それをどうこう言っても仕方ない。そういうものなんだ。と説明しても納得出来ない。分からない。の一点張りだった。恐らく、それを完璧に説明出来る人はおらんよ。
それをひとしきりブツブツ言った後、今度は買って来た物にケチをつけ始めた。
今日買って来たのは、電池、巾着、スポドリ、塵取り、刺身、乳液、サプリメント、ゴムボール用の空気入れ、缶ジュース。最初にケチを付けられたのは巾着。紐がしっかり閉まって、巾着って便利なので結構買うんですが、一つは紐が一本どっか行って口が半分くらい閉まらないし、判子を入れてるトートバックは口を止める物が無いので、判子落ちて来るしで巾着を買い足した。100均で。
巾着で今思い出したけど、昔の上司が会社側が「ご自由に」と置いておいたトートバックか何かを他の人達が持って行って、自分が使おうとして無かった時に「本当、ここの人達ってガメついよな」と言ったのを思い出した。……それって使おうとしてたあなたにも当てはまるし、ご自由に。と書かれているのであれば誰が何を持って行こうが使おうがそんな事言えた義理じゃないのでは？ と心の中で思った。……今思えば、自分中心自己中おばさんだったので、全く自分の事は考慮してなかったんだな。とため息しか出ないが。
まあ、そんな余談はおいておいて。因みに、巾着は2枚買った。当初は一枚だけの予定だったが、スーパーで買った缶ジュースが破裂してエコバックの中がびちゃびちゃで買った巾着も濡れてしまったからだ。直ぐに入れ替えたかったので、仕方なく、別の100均でもう一枚購入した次第だ。幸い、電池はそんなに濡れていなかったが、それ以外が壊滅的だった。
※乾電池は濡らすと錆びたりショートしたりするので、濡らさないようにして下さい。濡れた電池の使用は控えるようにと注意喚起もされています。※
この巾着が先ず、気に入らない。少しブチブチ言った後、乾電池に目移りし、こう言った。「何で、単三電池なんて買って来るんだ！ これはこの間買っただろう！」そして、あなたが全て使いましたよね？ 私の部屋にも時計やらなにやら単三電池で動く物が幾つかあるんですが？
私「私の部屋に一個も無いから」
そう言うと何も言えず黙り、今度は塵取りに目線を移した。
小さい箒と塵取りがセットになっている物で、我が家ではコイツを私の部屋、トイレ、居間、リビングに一つずつ置いている。その内の一つがあり得んくらい汚れてて、箒の先も割れてボロボロ。履けば履いただけ箒からカスが零れ、何を履いて着いた匂いなのか分からんが例えるなら競馬場みたいな悪臭を放っていた。だから、一つだけ取り換えようと購入した。
父「何だこれ！？」
私「塵取りだけど」
父「こんなの買い物リストに入れてないだろ！」
私「一つ汚れてたから、交換しようと思って買って来たんだけど」
父「どれが汚れてるんだよ！」
私「ソレ」と汚れている箒を指さした瞬間だった。
父「何が汚れてるんだよ！？ 変な匂いって何だ！？ 競馬場だぁ！？ お前、競馬場何て行った事無いだろ！！！」
いや、ありますけど。何なら、あなたがよく小さい私を連れて行ってましたよね？ 子供心に覚えてますよ。あの異様な匂い。そして、私はそこでゲームボーイをカセットごと失くしたという悲しい思い出がある。
（後に新しいのを買って貰いました）
その後は「競馬場の匂いってどんな匂いだ！？ ああ！？」とか色々喚き散らして、汚れた塵取りをぶん投げて来た。（当たってはいない）
ふざけるなよ。と思いながらも、我慢していたが、まるで不貞腐れた子供の様に「だったら、これもこれも汚れてるから、捨てないとな！！」と私の部屋以外の塵取りを3度に渡り投げて来たので、全部ゴミ箱に入れた。
父「何でそっちに入れるんだ！」
私「こっちに自分で最初投げたよな！ 此処で良いんだろ！？」※生ごみを入れるゴミ箱に一投目は投じられた。
父「ああ！ 分かったよ！」バンッ！！！
この最後の態度で完全にカチンと来た。
「一個しか買って来てない」と再三言っているのに、全部生ごみに放り込む。「だって、汚れてるから。これもこれも使えないんでしょ」と。それでも我慢して、玄関の消臭剤を替えようと玄関に座り込んだ瞬間、汚い所を切り取ったと思しき塵取りを私の元へ再度投げて来る。
ふざけるな！！！！
そう言って、煙草と灰皿とお茶を持って家から出て行った。このまま居れば、確実に手が出る。父は80を超えている。力では私の方が上だ。だが、実行すれば怪我では済まないだろう。此処まで頭に来ても理性を保った私を是非褒めたいと思う。
煙草を握りしめて友人の一人に電話をしたら、何と1コールで出てくれた。神過ぎる。
私「父と喧嘩した」
友人「マジか。今何処？ 行くわ」
友人の即答に電話を切った後、「かっけぇわ。やっぱ」と声が出る。煙草に火を点けて待って居ようとしたら、ライターを忘れた。携帯灰皿は持ったのに肝心のライター。私はやっぱり冷静では無かったようだ。
コンビニでライター買いました。最近買って無かったから知らなかったけど、今ライター200円するのね。昔、100円で買えたライターと風に強いのとほぼ値段変わらなかったから風に強い方買ったよね。
友人と合流して、お互いの愚痴大会を盛大に橋の上でやった。大体3時間くらい喋ってたかな。段々、寒くなって来て、雨も降って来たからお開きになったけど、多分気候が良かったら未だ喋ってたと思うわ。
そこで友人が言ったのは「お父さんは、働きたくても働けない。それを不甲斐ないと思ってるのでは？ でも、夢さんはお父さんに何も求めていない。お父さん自身が自分で自分を追い込んでるだけだ。その気まずい気持ちをぶつけるのはお角違いだよね」
多分、発端は確定申告だ。自分が働いていた時はかなりの稼ぎを出していた。
（ギャンブルと友人のお店経営の保証人になったばっかりに全部溶けました）
今は、それが出来ない。それは仕方ないと思う。歳も歳だし、体だって若い頃の無茶が祟ってガタが来ている。それでも私を育てたのだから「俺はやり切ったぞ！」って逆に胸張れよ。って私は思う。
毎日、弁当作ってくれたり、洗濯とか掃除とか私が仕事に行ってる間に全部やってくれてるじゃん。だから毎日「ありがとう」って言ってるでしょ。
ありがとうって魔法の言葉なんですよ。
何も返せないけど、感謝の気持ちを伝える事が出来るし、それで自分を納得させる事も出来る。お礼をちゃんと言えたんだ。って無意識に。
だが、父は滅多に「ありがとう」を言わない。別に言って欲しいわけじゃない。私が言いたいのは何かのタイミングで「ありがとう」を口にすれば、自分の心を納得させる事が少しの間でも出来るからだ。
言われた相手も言った自分も嫌な気持ちにならない。そんな言葉なのに、いつも「あぁ」とか「うん」しか言わなくて、フラストレーションを勝手に溜め込んで、八つ当たりとかマジで何？ 自分の機嫌ぐらい自分で取りなさいよ！
おわり！！
Ｐｓ：話を聞いてくれた友人よ。本当にありがとう。