薄汚い、保身のためだけの秘密か?と問うたとき、そうではないと決めたじゃないか。誰かの秘密を、知ってしまった私の秘密。全て明るみに曝してしまうと破綻もあり得る秘密でも、胸に留めておくことで全く逆の働きをすることがある。そういう性質の秘密もある。何でも言葉にしようというのは、信頼とは少し違う気がする。全て話すことも、聞き出そうとすることも、精神の弱さと不信からの行いではないだろうか。