そうして私は職場に帰ってきた。

新年を迎えることで何かが変わるわけではないことは、34回目ともなれば当然のこととして理解している。

大晦日に燃え尽き、灰になった体から、新年とともに新しい生命が誕生するようなことを毎年繰り返すなら、絶対に笑ってはいけない~シリーズを見逃す事態となってしまう。

そうではないから人は笑いながら新年を迎え、年老いていくのだ。



しかし、精神ならば話は別。

くたびれ、使い果たしたところから、嘘のように復活出来るものは精神だけだ。

やりきった感、というもののもたらす高揚は、その行いの客観的価値とは無縁に、自分自身の精神にのみ不死身の血を与える。

心に火の鳥を。

追いかけて、追いかけたら、何にもならなくても、元気でいられるよ。

今年もわーわー言いながら、ジタバタ賑やかにやっていこうかね。

何も要らない。

必要でない。

やる。

やることだけが、面白いことだ。