今ここで出来ること。

やる。



誰かが言うよりは、幸運に恵まれ、

誰かが言うよりは、悪運に翻弄され、

自分だけの道のりを歩いてきたのだ。



どんな経験談も、歴史も、過去に居た誰の経験も通用しない道にいるのだ。

誰の悲観も楽観も、この道にはまるで意味がない。



私が生きて、縛り、縛られ、そうしてここに今、無類の関係性は存在する。

過去の私が思い描いた場所ではない。

だが、それがどうした。

ここに、居るのだ。

厳しい世の中のあれやこれやをくぐり抜け、何とかまだ、ここに居るのだ。

全ての人はそういう存在だから、誰に誇れる訳じゃないけど。

だけど、自分にだけは誇ってもよい。

生き延びただけ、偉い。



そうして辿り着いたこの場所には、自分に出来ることが溢れている。

望まずも、必要に従って築いた、今この場所である。

自分に今やれることをやるのだ。

そうして自分の形を作る。

自分の回転の軌道を描く。

回りだせば、満ちるのが宿命。

満ちれば溢れる。

そのとき新しい喜びに触れられるのだ。



自分、自分、自分!

愚かしいだろうか。

しかしそこから始めなきゃ、世界は空っぽのまま。

内から外へと広がるのが、回転の世界の、遠心力の道理だ。

回る私の生活だ。