日本はやっぱり負けたけど、内容は決して「やっぱり」などと素人が言えるものではなかったな、いい意味で。

ただ、がっぷり四つで競り負けたわけじゃなく、あくまで力で劣る者がそれしか選べない戦略でいい勝負をしたという話。

だからヒリヒリするような緊迫した試合というより、お互いがいつ幸運に見舞われるかという、ギャンブル性の高い試合になった。

この弱者が耐えて耐えて堪え忍んでカウンター一発!という作戦は、今大会でやたらと目にするし、スイスのように成功するケースが多いけど、これはイタリアのサッカーぽくて僕は嫌いだ。

引いて守って相手のチャンスを潰す。

点を取られないための戦い。

そんなもんで熱くはならない。



今のところ、そういう相手を真正面から崩したチームといえば、今朝のコートジボワールに対するブラジルが印象深い。

狭いスペースで数的不利にもかかわらず仕掛けられる技術があれば、ドン引きディフェンスからも点を取れるのだ。

よかったよかった、サッカーが面白くなくなるのかと思った。



しかしあのカカの退場劇は、久しぶりにサッカーの大嫌いなところを見たな。

ああいうAV男優程度の演技力で、相手選手を退場に出来るのだからすごいよ楽勝だ。

あの瞬間て審判は玉際見てて、カカとの絡みは見てなかったんじゃないの?

それをビデオの確認もしないで裁くのって馬鹿げてる。

テレビの視聴者はもちろん、現場にいる多くの人も明らかにシミュレーションなのはわかってるのに。

そもそも裁く方法がアホだし、それに便乗するドブのような精神を持つ選手も気に入らない。

コートジボワールのケイタは最低な選手として僕の記憶に残るだろう。

あんなのこそ、子供に見せるべきじゃない映像だろ。



サッカー畑の人には悪いが、ああいうのがあるからサッカーが紳士のスポーツって言われても苦笑せざるを得ないんよな。

あ、せめてもの言い訳なんかな。

ま、どんなスポーツにも悲しいかな薄汚い精神のプレイヤーはいるけど、サッカーほどそれが露骨なものはないよ。

せっかく面白いのに、つまらなくすんなよ。