僕らはおっさんなのだけれど、おっさんが集まって出来たバンド自体はひよこなのである。

未熟なのだ。

やり方がわかってない。

互いが出す音の意味をわかってない。

間合いを掴めていない。

それらを満たすキーワードは「わ」である。

「和」であり「輪」である。

美しい最小の和を目指すべきだ。

美しい音楽には、余分な音がない。

全て必要な音だけが鳴るはずだ。

そして繋いだ手を離してしまっては輪は成り立たない。

やりたいようにやるべきだが、輪の外にあるものは音楽ではない。

技術にしろ、精神にしろ、いたらない部分を音楽の輪ははじき出してしまうのだ。

パワーバランスの話ではない。

鳴り響く音楽が輪でなければならない。

傍若無人の噂が絶えぬイングヴェイですら、調和の中にいるからこそ音楽なのだ。

真円を、極めて積極的に掴み取りにいく必要がある。