誰でも何かしら頭を悩ませる事柄を抱えているものなので、気楽そうに見せている人を「気楽な奴め」と思うのはいけない。

自分ほど気楽な身分はないと思ってるくらいで丁度いいんでないか。

そもそも人と比べて幸だ不幸だ考えるのはしょーもないこと。

だけど、人と比べる気持ちを経てこそ、そのしょーもなさに気付くべきとも思う。

自分のおかれた状況は、それがどんなものでも悪く考えればキリがない。



常識は幻。

ユメマボロシ。

何となくあると信じたいもの。

常に揺れ動いている。

そんなもんで括れるものはない。

現実はもっと揺れ動く。

ひとりひとりの人、ひとつひとつの物事に、瞬間瞬間で対応しなければいけないもの。

だから忙しいのだ、頭の中は。

それを簡略化しようとしたとき、人の心は止まる。

決めつける、当てはめる。

そうなると常識さんが肩を組んで親しげにしてきやがるのだ。



これがまた忘れやすいことなので困る。

型にはめられるのがイヤなら、自分以外を型にはめちゃいかんだろうという話。

しかしこれはほんとに油断大敵なことである。