ああ、なるほどと膝を打つ。

とある映画のCMをさっき見たのだ。

それをきっかけに、いろんなものが繋がり始めた。



この精神の奥底にどんよりと漂うものの正体。

何をしていても不意に襲い来る虚無感の正体。

その全ては書かない。

書かないけれど、気持ちの整理のためにふんわりパイ包みにして書く。



飲み込んで、飲み込んで、溜め込んだものが満タンなのだ。

誰にも言えないことがある。

それは誰にでもある。

それを短い期間に沢山かかえ過ぎた。

差し出がましくも、圧し殺すことで、周囲のバランスを保つ要になろうとした。

感情を露骨に表す人の前で、冷静な受け手であろうとした。

優しい人のために、大丈夫なふりをした。

役割を作り上げて、そのために喋った、謝った、走り回った、悩んだ、そして笑ったふりをした。



圧し殺す生活の中で、自分の言葉を忘れていった。

そんな奴に歌詞が書けるわけがないのだ。

居酒屋で面白い話が出来るわけないのだ。



気付いたからには!身を削る覚悟。

不思議なことに、身を削ると精神が鍛えられる。

己の身を削ったらばの話。

偽物の己の身を削らんとすれば、刃先は誤って心を削るのだべし。

100%の確率なのさ。

確かなものは、欲望だけさってね。