もう数ヶ月、職場でラジオはつけていない。

軽妙というよりは軽薄なトーク、得体の知れないヒットチャート主体の選曲、有益ぶった情報。

それら全てに嫌気がさしたのである。

なんだか寂しい気分の時は、テレビをつけながら仕事をすることもあったけど、これは当たり前に効率が悪くなるので禁じ手とした。

iPodをスピーカーにつないで聴くこともたまにするけど、大好きな音楽はそっちに意識をもっていかれるので、仕事の効率は落ちる。

何も聴かずに仕事をするのが、自分にとって一番よい。

すると隣の工場からテレビの音が漏れ聞こえて来るのだけど、かすかな音量の中でも黒柳徹子の声だけはハッキリそれとわかる。

うるさくて忙しい鼻声は徹子だ。



年末くらいまでは、情報が入ってこない状態に不安を覚えた。

でも今は、自分の中で鳴る音や、もちろん作業の音、それとこれから鳴らしたい音への関心で、わりと満たされている。

そういう時に、不意に入ってくる情報など必要なくて、自分から求めるときにだけ検索できるツールがあれば、なんら問題もないし、寂しさもない。

やたらに情報を漁ろうとする行為は、自分のすべきことを見失っている状態への警鐘かも知れない。

まぁその度合いが人によりけりなのは言うまでもない。



そんな偉そうなことを書いているが、僕は携帯をいじる頻度は高い方だと思う。

そこには逃避の意味合いもあるな。

手の内にある時間を取りこぼすぜ。

気をつけよっと。