レスポールスペシャルとテレキャスの間で気持ちが揺れる日々。

ろくすっぽ、弾いてもないのにさ。



粒立ちのよいコードよりも、ちょっと潰れた感じが最近の好み。

だけどディストーションじゃなくて、オーバードライブの生々しさを望む。

真空管の図太さでなく、トランジスタの軽快さ。

本命はスペシャル。



ネットの普及が、あらゆる価値観を平均へと導いてしまう可能性を、誰かが心配しとった。

でも僕には、59年のレスポールをオールドマーシャルに直結したような音は必要ないな聞いたこと無いけどさ。

もっと安上がりな、そんな人間性と同等の音がいい。

自分を上等に見せたい人はその気持ちに見合った音を出すだろうし、その逆も然り。

自分のことを理解していない人の音は、やっぱりそういう音になる。

そしてその逆も然り。

どんな音が素晴らしいかなど、判断は出来ない。

背伸びが初々しいロックンロールも好き。



33歳現在の僕が好きな音は、自分のサイズに比べてどうなんやろか?

そんなことを考えた。

考えるだけ無駄、としても。

僕はギターの音に、等身大の自分が出てればいいなと思う。

ファンクギターは好きなんだけど、音色にはロック臭がないとやだ。

いろんなリズムに興味はあるけど、マーシーみたいな音を出したいっていう初心は決して消えない。

あー結局そこからは離れないのが等身大か。

他の何かっぽく弾くのと、マーシーっぽく弾くのでは、僕の中では意味が違うことになってるので不思議なのね。

マーシーっぽく弾きたい自分は、それはマーシーを基準とする自分ということで、単に人真似ということじゃない。

そういう対象となるギタリストって、誰にでもいるもんかもな。



基準が違えば、平均値などない。

偏った愛着こそが個性で、それさえあれば面白いギター弾けるよ。

面白いっていうのは、巧いより偉いと僕は思う。



まぁマーシーがギブソンでマーシャルっていうのはね、あんまり関係ない。

僕にはオービルでJCのほうが、むしろ自分の中のマーシーに近いのである。

不思議なねー。

あ、オーバードライブは要りますよ。