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元バンド仲間にして友人のGさんにギターを借りる。

弾かずに遊んでるっていうから、じゃあ僕弾きますよということで。

パッと見はレスポールスタンダードのようだけど、グレコの古いギターである。

「76年製、EG480」

というのが、その素性のようだ。

僕と同い年の7月生まれだ。

このギターには変なところが沢山あって、その全てを今こうして携帯でチマチマ記すというのは、非常に骨の折れる作業であるからしない。

しかしその変なところのひとつである“セミホローっぽい構造“という部分には思うところがあったので少しばかり記しておきたい。



このギターは正面からの見た目こそレスポールに似ているけども、音は全然違う。

僕とて比較対照となるレスポールなど、DSK所有のギブソン・スタジオか、オービル・カスタムくらいしかない。

それでもこの古いグレコがレスポールというギターのイメージとは全く違う音を出すことについては言い切れるのである。

まず音が軽い。

そしてサスティーンが弱い。(伸びない)

この原因が、ボディーのセミホローっぽい構造にあると思うのだ。

今まで聞きかじったり読みかじったりしてきた知識を僕なりにまとめた結果、豊かなサスティーンを得るためには密度の高いズッシリしたボディーが必要不可欠である。

もちろんピックアップのキャラクターも重要ではあるけども、今は的をボディーに絞らせていただく。

木の密度が高いボディーは、弦の振動を長く保つのである、多分。

結果、サスティーンは伸びる。

対してセミホローのような木が薄い構造のボディーの場合、振動がバラけてしまってすぐに減衰してしまう、多分。

今回、この差を体感できたことは、貴重なことだと思う。

これもGさんのおかげである。感謝。



豊かなサスティーンを得られないからといって、このギターを否定するわけではない。

むしろ、軽くキレのある音色は、シングルコイルに通ずるところがあって、僕には扱いやすい。

また、このボディーにハイパワー系のピックアップを載せてみるのも面白そうである。

当分はこのギターを弾いていきたい。

齢33を目前にして、ようやくレスポールスタンダード(見た目だけ)デビューである。

なんだか自分には上等すぎるイメージがあって敬遠していたのだけど、いざ手にするとやっぱニヤリと込み上げるものがある。

まぁ、見た目だけですけど。



ウキウキするなぁ。