人生はいろいろなことがありますから。


たとえ、家族や友人、上司や部下、身の回りの人が仮に私のことを裏切るようなことをした場合にでも、


「水谷豊が唄っているところを見たときのガッカリ感よりまし」


と思えば、たいていのことは乗り越えられる気がしています。


そんな強さを手に入れた、31歳の春なのです。




飽きっぽい私にしては、割と長い期間、ギタープレイ改革に取り組んでいます。


コードとスケールという、ギタープレイにおいて根本とされる部分の見直しを計っています。


どちらも大変興味深いテーマではあるのですが、私はやはりジャカジャカギタリストですので、スケールよりもコードのほうに、より興味が湧いてしまいます。


私のこれまでのギタープレイというと、左手でバレーコードを押さえてのバッキング、カッティング、アルペジオ、などがほとんどです。


基本的に、コードを押さえることが、ギターを弾くことだと勘違いしながら10何年やってきましたので、もうこれは、私の形であると言っていいでしょう。


今からスケールを巧みに操るようなタイプに転向するより、こちらはこちらで展開させていったほうがいいでしょう。


そんなわけで、新しいコードを覚えるべく、コードブックなるものを開く。


このコードブックなる本は、友人Gさんから借りパクしているものである。


Gさん、入籍おめでとう。




さて、そのGさんブックでありますが、これが非常に不親切な本でございまして。


コードの構成音と、押さえ方を書いてあるだけなのです。


よし、ちょっと集合。


コードの何たるかを、出版業界に教えたる。よう聞け。


コードというのは、押さえ方を覚えただけでは、覚えたということにはならないのです。


そのコードを、どういうふうに使えるか、というところまで身に付けないと、コードそのものを覚えるだけでは意味がない。



私思いますに、仮にもコードブックと名乗るならば、まずはそのコードの持つ響きの雰囲気を、言葉で表現することが大事です。


例えば、「明るく快活な、軟式テニス部部長のようなコードです」とか。


「重厚で、質実剛健、井上康生のようなコードです」とか。


これは、弾き手がイメージを広げるのに、すごく役立ちます。



もうひとつ、これは真面目な話ですが、譜例とともに前後のコードを示し、そのコードをどういう展開に利用できるか、ということを書いておいて欲しいです。


それは、最も一般的だと思われる、いわゆるベタな使い方でかまわないと思います。


正直言って、あらゆるコードが羅列してあるだけの本を読んでも、ちっとも頭に入ってきません。


「こういうふうに使えるのか」という納得があってこそ、コードは血となり肉となるのだと思います。



そんなわけで、そういう不親切な本をもとに勉強中ですので、あんまり進んでないような気がしてます。


まぁ、やってることは興味深いので、あんまり苦になりません。


つーか、それくらい自分で努力しろよっていうことなんですよ。


でも便利な本があったら、それ買ってしまうなぁ、きっと。




ジャカジャカギターは、やっぱり楽しいですね。


最近、いやらしい右手の使い方を意識しています。


肘と手首と指先のタイミングが、こう・・・フフフフ。


自慰の話ではありません。