独り言の極み。
売却するギターを選ぶにあたり、1本1本について振り返ってみたいと思います。
これを読む人は、相当にヒマな人だと思われてしまいますよ。
①ビルローレンスのストラトタイプ
約16年前、中古で購入。
初めて買ったギター。当時高校生だった私は、オヤジの仕事を手伝った代償として、ギターを買ってもらいました。それがこのギター。
私にとって1本目だからという部分の思い入れもありますが、何より音色が特別。
いい音、というわけではないですが、特別な音がするギター。
だから売りません。
私が所有する中で一番古い上に中古ですから、色んなところに不具合が発生しています。
もしかすると、私が気に入っているあの特別な音色も、不具合のおかげで生まれたものかもしれません。
それはそれで、やっぱ好き。
②オービルのレスポールカスタム(黒)
約14年前、新品で購入。
当時付き合っていた彼女が「妊娠したかも知れん」と言い出したため、パニックに陥った私は、とりあえず金が必要だと、何のプランもなく新聞配達のバイトを始めました。
ところが数日後に妊娠してなかったということが明確になり、だからといってバイトは始めたばかりですぐにも辞められず、結局半年働いてたまったお金で買ったのがこのギター。
行き当たりばったりな私の人生を、象徴するようなギターです。
モトリークルーのコピーバンドをやってた友達に憧れて買ったもの。
おそらく所持するギターの中で一番弾いてません。
1回だけライブで使ったのを覚えています。
友人に貸し出したりして、粗末な扱いを受け、けっこうボロボロ。
売れるものなら売りたいギターです。
③エピフォン(韓国)のフライングV
約13年前、中古で購入。
そのスタイルと、1万2千円という価格に惹かれて衝動買い。
買ってみたはいいものの、現在のように弾ける状態にするまで、けっこう手間がかかりました。(お金はあんまりかけてません)
最初の状態では、とても弾けたものじゃなかった。
現状でも一番使えないギターではあるものの、見た目が面白いので気に入ってます。
コツコツと暇を見ては自分で作業して、ちょっとずつ使えるギターにしていきたい。
そういう位置づけとして、置いておきたいギター。
売りません。
ていうか、値がつかないと思います。
④モーリスのアコギ
約13年前、友人との物々交換を経て入手。
フライングVより前に、フェルナンデスのZO-3を購入したのですが、それと交換でやってきたのがこのアコギ。
定価が3万5千円だったと、元の所有者は言ってました。
エントリーモデルらしく、モコモコしててストレスがたまるギター。
実家に置いておく用にしてます。
売りたくても値段が付かないので(多分)、保留。
⑤フェンダージャパンのストラトキャスター(白)
約11年前、新品で購入。
キャップライス時代に最も活躍したギター。
のちにテレキャスを入手するまで、不動のメインギターでした。
ただ、今となってはテレキャス(⑥)、レスポールスペシャル(⑦)、ビルローレンス(①)、などシングルコイルのギターの中では存在感が薄く、あまり握ることがなくなってしまいました。
特に最近は、ビルローレンスがあれば、ストラトはもういいかという気持ちになっています。
音はわりとまともというか、変な音がしないので、ストラト=優等生を地でいくギターかなと思います。
様々な音作りに対応できるし、私が持ってる中では、一番安定感のあるギターだと思います。
でも、私の趣味には合わない。
さらに商品価値も一番高そう(譲った人に迷惑をかけないという意味で)なので、この度手放すことにしました。
⑥フェンダーメキシコのテレキャスター
約7年前、友人から借用。
友人DSKから「半永久的に貸してあげる」というお言葉と共に入手したギター。
漫画BECKの斉藤さんが、コユキにホワイトファルコンを貸してあげたときのエピソードのようです。
コユキはすぐに返しましたが、私はまだまだ返す気なし。(ジャイアニズム)
借り物なので売れません。
借り物ですけど、勝手にピックガードを白から黒へ変更。
私が今現在、一番ニュートラルに扱えるのがこのギター。
音作りに困ったときは、とりあえずこのテレキャスを握ってしまいます。
「これ持ってきゃ、間違いないだろう」という1本。
音はテレキャスの割りに、キャンキャンしてないです。
まるでアコギのように素直な音が出るギター。
⑦オービルのレスポールスペシャル
約6年前、友人DSKを介してヤフオクで入手。
現物を見ずに買ったギターはこれだけで、今となってはハズレじゃなくてよかったとつくづく思います。
このギターは私の中で特別な位置にあるものでして、所有していることに意義がある・・・と言ってしまうのは些か乱暴ですが、とにかく手放したくないギター。
何よりそのルックスが大切。
私が中学生の頃に憧れたギターは、こんな形をしていたのです。
音のほうもP-90(本物=ギブソンかどうかは不明)の音がかなり特徴的で、やはり手放せない理由でもあります。
ギラギラ感と、ニラニラ感と、ザックリ感が、いい感じで出せます。
レスポール特有のスイッチ位置の問題で、ライブでの使用には尻込みしてしまうギター。
でも大好き。
売りません。
⑧ヤマハFG-140
約1年前、友人から貰い受ける。
これまた友人DSKからの頂き物でありまして、私のこの頃のギターライフは、つくづくDSKに支えられているなぁと感じる次第。
名器と誉れ高い、ヤマハのFGシリーズ赤ラベル。
一時はプレミアが付いて、大変な値段だったと聞きます。(今はそうでも無きにしも非ず?)
140は元々が180などの廉価版ということもあり、人気は薄いようですが。
音はものすごくいいです。
何がいいって、デカイ。
そんで、ギュイングリン鳴るんですよ。
初めて弾いたときは、アンプにつないだエレキに近いものを感じました。
それくらい、音がバーンと出た。
ただ、私の所有する固体は、育ちが悪かったのか、わりと荒い部分が目立ちます。
でもそこがまた良かったり。
先日、中古楽器屋で、私のものより更にボロいFG-180が相当な高値で売られているのを見つけ、正直言って心が動きましたが、売りません。
マメに探せば、そこいらのリサイクルショップで、3千円くらいで買えるギターらしいですよ。
⑨モーリスのエレアコ
約半年前、Mさんから貰い受ける。
Mさん(ex.マグロジュース)のお知り合いが、引越しの際に不用品として置いていったものを、私がいただきました。
FGよりも小さく、小脇に抱えるのにちょうどいい感じ。
ナットに不具合があり、音はかなり不安定です。
右手を大振りできません。
自宅にて、そこらへんにちょいと転がってたらいいねぇっていう感じのギターです。
多分、売りたくても売れません。
⑩グレコのSGタイプ(SS600)
3日前、中古で購入。
突然の自分内SGブーム到来と、GWと、嫁さんの機嫌の良さが奇跡的に重なり、衝動買いしてしまったギター。
こいつのせいで他のギターを処分する必要に迫られたわけですが、こうして振り返ってみると、私はギターを持ちすぎていることに気付きました。
それに気付くために、私はこいつと出会ったんだと思い込むことにしました。
毎日触れて、見て、弾いて、してるわけですが、このギターの最も優れたところは、「軽い」というところでしょう。
なんせ取り回しが楽で、ボディーもコンパクトでありながら納まりがよく、且つ自己主張を忘れないスタイル。
私いま、SGにメロメロです。
残念ながらアンプではそんなに鳴らしていませんので、音のほうは楽器屋で試奏した感想しか書けないのですが、ハムバッカーでありながら非常にシングルに近いフィーリングで弾けるなぁという感じです。
「シングル=ナイフの切れ味、ハム=金属バットのパワー感」というイメージを持っているのですが、SGのハムはどちらかというと刃物に近いと思います。
このハムバッカーに出会ったことで、レスポールカスタム(②)を見限る決心がつきました。
このギター1本で、何でも出来るような音作りを目指しています。
そんな可能性を感じるギターです。
当たり前ですけど、売りません。
以上、これが私の現在所有するギターの全てです。
多いなぁ。
でも、あんまりいいギターは無いのですよ。
値段ももちろん安いし、私以外の人から見れば、どこに価値を見出せばいいのかわからないようなものばかりかも知れません。
まぁ、こういうものは愛着ですから。
「愛着ですから」って言いながら、売りさばく算段をしているっていうね。
でも真面目な話、そろそろ整理したいなという気持ちはあったのですよ。
処分せずに置いておけば、子供のうちの誰かが弾くようになるかなぁなどと考えたりもしたのですが、1本や2本売ったって、まだまだありますね。
うん、これ書いてるうちにようやく気付きましたよ。
実はまだベースが2本あるし。
今日の更新は、書いてて面白かったなぁ。
はげしく自己満足ですけどね。
色んなことを思い出しました。
私の人生は、ギターと共に歩んできたんだなぁ。
そのわりに全然弾けてないけど。
いかんな、カッコ悪い。
これからちょっと、練習します。