何となく、テレキャスを横に置き、ムラサキのストラトを握っていた。


ライブの後の話。


テレキャスはカッチンコッチンの、ペッキンペッキンで、


そこが魅力のギターであれど、それが鼻に付くときもある。



ムラサキを握り、スタジオで鳴らしてみたけれど、


思っていたように鳴らなくて、思いのほか期待を寄せていた自分自身が、


少し恥ずかしく思えてしまった。


ムラサキは、家でのヴォリュームなら、最高のギターである。


ただそのポテンシャルは、家止まりである。



そこで僕が取り出だしたる次の得物は、白のストラトである。


こいつは白くてデカイので(ストラトは意外にデカイ)「シロクマ」と名付けよう。


シロクマとの歴史は長い。


キャップライスはほとんどシロクマでやってきたのです。


ここ数年はテレキャス(これは白と黒なので「パンダ」でいいか)をメインでやってきて、


ブログの名前にしてしまうほど気に入っているのですがね。



ああ、それにしても長続きしないギターへの愛情。


愛情というか、執着というか。


もっと1本に執着したい。積み重ねたい。


やっぱあれか、金使わんとそうならんのか。


高いギター買ったら、もったいないから使うんか。



シロクマ、パンダ、マグロの僕。


両方は一度に愛せないのだ。こう見えて、一途な男やさかい。


パンダはちょっとお休みな。


もう冬になるだろう。そしたらシロクマだろう。



大切なことはギターに飽きないこと。


いろいろ握ってりゃ、飽きることなく弾いていられる。


それだけの為に、沢山の安物ギターを抱えるのも悪くない。


これが長続きすればいい。


ギターを弾くことが長続きすればいい。




あと、友達の恋愛も、長続きすればいい。


ウチの夫婦も、長続きすればいい。


楽しいことを長続きさせる。


人には調子があるから。


いいときも、ダメなときも、あるから。


ずっとうまくは行かないから。


燃やし尽くすだけが、能じゃないと思うのね。


長続きさせることじゃなく、楽しむことが目標ならば、


長続きさせる努力は惜しむまい。



オシム米。