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お求め易いかどうかはこっちが決める事だ。
ウタキャスターです。
我々のバンド、キャップライスには、テクニックと呼べるものの欠片も見当たりません。
いや、聴き当たりません。
そういう部分の自信のなさというか、劣等感というか、そういうのが気になってしまう夜もあります。
昼もあります。
テクニックはあるに越した事がない。
でも、テクニックばかりが音楽じゃない。
言うのは簡単でございます。
しかし、テクニックを越える何かを、自分たちの音楽が持ちうるのかと考えると、「それは自分のことだけにわからん」というのが素直な感想で。
結局、答えが見つからないまま、今に至ります。
キャップライスの音楽は、紡ぐようなものではないと思っていて。
僕のイメージとしては、バンドで鳴らす音の全てを、ひとつの塊にしたいと。
よくわからないけど、なんか勢いのある塊。
そういうものになりたいと思っています。
そんな音楽に果たして価値があるのかと自問すると、また迷ってしまうところなのですが。
ロックの自由さにかまけて、だらしない音楽を垂れ流しているだけではないのかと。
そう考える夜も昼も朝もあります。
ただ、自分を信じる事も、疑う事も大切だと。
日々悩みながらも、音楽を作る事を考えるのは、決して無駄な作業ではないと思うのです。