The Small Faces
The Anthology: 1965-1967

REEFの音楽の重要なキーワードのひとつ(っぽい)、R&Bという言葉に触発されまして、以前ツタヤで借りてきた、スモールフェイセズを聴いています。


R&Bといいますと、僕なんかはまったく知識がございませんので、どんなジャンルやらさっぱりわからないのですよ。

ここ日本でも、数年前にR&Bブームっぽい時期があったじゃないですか。

あの時期に、「R&Bの歌姫」と呼ばれるような人がボッコボコ出てきて、あっちもこっちも歌姫歌姫みたいな状況になってしまい、一体何がR&Bなのやらさっぱりわからなくなってしまったのですよ。

R&B=リズム&ブルースということで、なんとなく黒人さんがズンズンやってそうなやつがそうなのかなーとか思っていたのですけども。


それがあなた、バンドサウンドでR&Bとか言われたら、さらに混乱してしまうのは自明の理なわけでございまして。

いや、このスモールフェイセズがR&Bとして語られているようなのでね。

僕としましては、「あー、こういうのがR&Bかー」と鵜呑みにするほかないと。


このバンドは、モッズという括りに入れられているのですが、なるほど、聴いてみると他のモッズ系のバンドとは、全然違うような気がします。

黒人さんがやってそうな音を出してますよ。

ライナーにも、「モッズを語る上でスモールフェイセズは必要不可欠だが、スモールフェイセズにモッズは必要ない」というようなことが書かれていまして、なるほど納得といった感じです。


だからといって、スモールフェイセズこそがR&Bだ!というわけではないでしょうし、相変わらずR&Bというジャンルの実態は掴めないままですよ。


しかしですね、そんな僕にも何となく伝わってくる、黒人音楽からの影響を受けたバンドサウンドは、すごく新鮮なものとして耳に入ってくるわけでして。

こういう聴いたことがないジャンルの音楽を聴くことで、音楽に対する勘を養っていければいいなーと思いましたよ。

リズムやノリっていうものは、理論や学習で身につくものではなく、聴いて体に染み込ませるものだと思いますよ。


幸い、スモールフェイセズが聴かせてくれる曲たちは、非常にポップなメロディーのものが多く、馴染みのない僕の耳にも聴きやすいものになっています。

古い時代の音楽だけあって、録音は荒い感じがしますけども。

ロックというジャンルだけでは聴けないような音が、このCDでは聴くことが出来るんじゃないかと。