奥田民生
月を超えろ

ステキすぎるジャケット。


すごく久しぶりにCDのことを書いてみようと思います。


1.月を超えろ

2.ワインのばか

3.メリハリ鳥

4.MOTHER


4曲入りのマキシシングルになるのでしょうか。

TU-KAのCM曲だった「月を超えろ」ですね。

全て違うアプローチの曲ですが、それぞれが素晴らしい曲ばかりです。


「月を超えろ」は、ズンズンズンっていう感じの曲です。

ズンズンズン。

「ズンズン進む」のズンズンですよ。

いい曲。

すごくシンプルな曲だと思うのですが、シンプルな曲ほど表現は難しいもので。

こういう曲を演奏できる大人っていいなーと思います。


「ワインのばか」は、おふざけ上手の民生君ですね。

いい感じにふざけてる。

ジャケットもそうですが、過剰にならないくらいのおふざけが、民生はほんとに上手だと思います。

こういう大人になればいいと思う。


「メリハリ鳥」は、アッパーな曲調で、詞はちょっとぐっと来る感じ。

民生の歌詞には、ガッと掴まれて持っていかれるっていうようなものはないです。僕は。

でも、ちょっとぐっと来るものならば、たくさんあります。

そのあんまり大袈裟にならないぐっと来る加減に、民生のバランスの良さを感じます。

誰の人生にも避けようのないシリアスな問題はつき物だと思うのですが、それをそのまま正面で受け止めるんじゃなくて、スルリとかわしながら、でも逃げるわけでもなく付き合っていく。

民生はそういう力の抜きどころを心得た生き方をしているように思います。

この曲を聴いて、よりそう思うようになりました。

こういう大人になりたい。


「MOTHER」は、パフィーに提供した曲のセルフカバーですね。

しかも弾き語りライブバージョン。

パフィーのほうも好きですが、それより断然いいです。

こういうパフォーマンスが出来る大人になりたいです。


と、大人大人で押してきたのですが、「民生はやっぱ大人だなー」と感じられる作品ですよ。そのまんまですけど。



子供心を忘れない大人、とか、子供みたいな大人、とかいわれる人がいますが、良いかどうかは別にして僕はそういう人が好きです。

でも中には勘違いして、わがまま放題やりたい放題の子供のまんまのオッサンとかいるので、注意が必要だ。

過去に出会った人の中に、「自分が何をやっても許されるのは力があるからだ。だから大人だ」っていう考えの人がいたのですが、超うんざりしたのを覚えています。

遊びながらでも責任は取れる、義務はこなせるのが大人だと思いますよ。

人に尻拭いをしてもらってるうちは、あんたは子供だ。

あんたって誰だ。

まぁ尻拭いって言ってもコニシキのことじゃないですよ。

手が届かないものは、ある意味仕方がない。


んで、僕はというとまだまだ子供です。



そんなことを感じるも感じないのも人それぞれ自由なんですが、このCDを聴いたことがない人は少し不幸じゃないかと思うので、ぜひ一度。

ちなみに僕はこのCDをツタヤのレンタル落ちでゲット。100円。

ここ数年で指折りのファインプレーでした。