スティーヴィー・レイ・ヴォーン&ダブル・トラブル

イン・ステップ


Char, Kanna S.McFaddin
MR.70’S YOU SET ME FREE

11月になってめでたくツタヤ解禁になったウタキャスターです。

まぁ昨今のCD売れない事情を、いち音楽ファンとして危惧するならCDは買えよと仰る方もいるかもしれません。

でも、当方金がありません。

そして音楽はみんなに平等だから。金がなくても聴いていいはずだから。

恥じることなくツタヤへ行こう。どんどん行こう。


そんなわけで以上の2枚を借りてきたわけなんですが、CHARさんのこのアルバムは、めちゃめちゃカッコいいですよ。

今までの僕の中でのCHARさんの印象を、ごっそり塗り替えてしまうアルバムでした。

っていうのは、主に曲調っていう部分での話なんですけど。


CHARさんに限らず、テクニックに自身のある方はみんな、テクニックをアピールできる音楽をやるもんだと思っておりまして。

まぁなんつーの?プログレとか?!AORみたいな!?ちょっと都会臭と大人臭が漂うような音楽をやるイメージがあったんですよね。

で、僕が唯一持ってるCHARさん作品がこちら(↓)でして、


Char
THE BEST OF CHAR


「ああ、やっぱそうか。スモーキーはカッコいいけど、全体にF1GPっぽいよな」などと思っていたのですよ。


そんなイメージをものの見事に覆してくれたのが、MR.70’S YOU SET ME FREE でございまして。

これはもう完全にロックのアルバム。

これは僕の主観でしかないし、それでしか説明できないのですけども、ロックです。


タイトルからも「ロックをやるぞ」的な意気込みというか、コンセプト的なものを感じられます。

70年代といえばロック。

たとえばCHARさん自身も、ご自分のギタープレイに関して、「ジミヘン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジ、サンタナ、クラプトン。何も考えずに出てくるフレーズは、その5人だね」と仰るほど、この時代のロックに影響を受けているわけで。

今までの音楽は、「巧さ」を見せやすい楽曲が多くあったと思うのですが、このアルバムではそこを取っ払ってるように感じます。

ロックが好きな人は、すごく楽しく聴けると思いますよ。


ただ、どんなにロックロックなアプローチでも、CHARさんの巧さは隠せないわけで。

もっと荒々しい音が欲しいなーと思うのも事実です。

先入観かもしれませんが、なんか上品な感じがしますね。巧すぎて。


CHARさんにとっては、コンセプトアルバムの一枚に過ぎないでしょうけども、こっちの方向でもっと作品を作ってもらえないでしょうかねぇ。

たとえばパープルヘイズを演奏してるCHARさんは、ほんとにカッコいいもんなー。

ライブ行きたいなー。



ああ、そういえば今回のメインはスティーヴィー・レイ・ヴォーンでした。(名前が長いので、以後「SRV」と表記します)

いや、CHARさんにやられたもので、まだじっくりと聴いてないんですよね。

ざざっと聴いてみた印象では、かなり気になるフレーズが随所にありました。

今回の2枚は豊作くさい。

次のツタヤまで期間が空いてしまいそうですわい。