- アーティスト: たま
- タイトル: さんだる
懐かしくないですか?たま。
「さよなら人類」しか知らない。もしくは「オゾンのダンス」までは知ってるよって方なら結構いますかね?
それ以降のたまを、僕もあんまり知りません。
よく「コミックバンド」なんぞと紹介されるこのバンドですが、このマネがマネを呼びマネーを生む日本に於いて、「オリジナルなサウンドを生み出し得る」という点で非常に貴重なバンドだった。
解散したのはごく最近だったはず。
もっと聴き込んでおけば、ライブも見たかった、CDだってこれしかきいたことない、数限りない後悔の念が浮かび上がってきます。
後々になって世間に認められるパターンでよく言われるのが、「10年早かった」っていうセリフだけども、このバンドは恐らくいつの時代にもそう言われるであろうと思う。
この国の、音楽を取り巻く環境っていうのは、そんなもんだと思うよ。良いとか悪いじゃなく。
確かにルックスや歌詞、パフォーマンスの面ではコミックだの何だのという扱いをされても仕方がないところはあるけども。
彼らが表現しているのはあくまで音楽であって、その音楽でこそ評価されるべきで。
ましてその音楽がこんなにも独創性に満ちて素晴らしいものだから、こんな風にも書いてしまうんです。
多少、風刺チックにね。
でもねぇ、僕が一番後悔しているのは、このアルバムを手放してしまったことなんですよね。
まだまだこの作品の素晴らしさなんてサッパリわかってなかった頃に、確か友人に譲ってしまったと思う。
あいつ、まだ持ってるかなぁ
今日、電話してみよう
ここで注目していただきたいのは、僕がこの作品について記憶だけで偉そうに語っているということで。
ただただ記憶の中の音を追いかけて、このレビューを書いているわけで。
かといって、それは想像でも妄想でもなく、一音一音の記憶として確実に甦ってくる手ごたえがあって。
それだけかつて若かった僕の脳に、焼き付いて離れない音楽であったということなのだ。ドドン。
このアルバムは持ってて損はないと思いますよ。
いやいや、アマゾンで買ってくれなくてもいいんで、どっかで手に入れてください。
