宇田沙矢のたび日記 ハワイ編 -3ページ目

宇田沙矢のたび日記 ハワイ編

母と2人の子供たちとの旅&日々の日記




PUNAに滞在中、ハワイ国立公園へ足を伸ばしていた。
ここはキラウエア火山の溶岩が未だに流れていて、時間をかければトレッキングで流れ出る溶岩も観ることができるとか。

Jに公園内のトレイルを歩いてみる?って聞いてみた。
パーキングから下に見下ろすと、トレイルの全貌が見渡せる。かつては溶岩湖だった窪みを、熱帯雨林を抜けて数時間歩くというIki Trail。その窪みからは蒸気が吹き出していて、その蒸気の吹き出ているところを実際に歩く。

トレイルはこれだけではなくて、自分の車で回るCrater Rim Drive、数日キャンプをしながら歩くwilderness Hikeなど様々あり、冒険者の心をくすぐる。溶岩が流れていることは確かなので、怪我などは全て自己責任。



2~3時間かかるというKilauea Iki Trailだけれど、Jも興味が湧いたみたい。歩きやすいシューズに履き替え、雨が降るかもしれないから、雨具をまとって、ミネラルウォーターとおやつをリュック、EOをスリングに入れて出発!

はじめは、熱帯雨林の小道をどんどん降りていった。木々に触れ、南国の鳥のさえずりと、心地よい風を受けながら、Jと二人ハイペースで降りていく。
かなり歩いて少し疲れかけたころ、溶岩の岩場に差し掛かり、その先には、さっき上から見下ろしていた、蒸気の吹き出るグレーの大地が広がっていた。

私はEOをスリングに入れたまま、大地に思わず体を預けたくなって、体を地面に倒した。
私の上に広がる大きな空、体の下にはうごめく大地。地熱を背中で感じ、しばらくそこに、ただただ身を預けて。。。
心が解放された感じ。レインシャワーが優しく頬を撫でてきた。そして、そっと目を開けた。

黄色いカッパを着たJは、蒸気の上がる岩場の近くまで走って行っては、また別の蒸気のところへ。楽しそうに走り回ってる。

雨がぱらついてきたので、起き上がって、遠くで遊んでいるJに帰ろうと声をかけた。次第に雨粒が大きくなり、急いで熱帯雨林のトレイルへと這い上がる。
青い空は、グレーに。残りのトレイルをJと急いで登り、パーキングの車に乗り込んだ。

雨がザーッと降り始めたのは、その後だった。二人でおおよそ2時間弱で回り終えたトレイル。ちょっと誇らしく思う。いつかまた、JやEOが大きくなったらキャンプしながら回りたい。

Iki Trailを歩き終えて、溶岩がトンネル状に残った洞窟Lava Tubeを最後に散策し国立公園を出た。
2013 February