母は昼も夜も仕事をしているので
私は父と過ごす事が多かった
おはじきの遊びを教えてくれ
飽きずに一緒にやってくれた
幼い頃
一緒にはいった
お風呂の中では
2人で
歌を歌って
ケラケラと笑いあった
テレビを見る時
父がテレビの前で横になってくつろいでいると
私はいつも
父のお腹を枕にして
一緒にみた
父と母はよく喧嘩し
いつも私は
気がつかないふりをし
布団の中で泣いていた
今回はもしかして
離婚してしまうかも
と不安になる喧嘩があり
しばらく父と母は口をきかなかった
なんだか
いつも元気な父が
かわいそうに思えて
子供ながらに
父をひとりぼっちにさせられないと
いつも通り
父のお腹を枕にして
父の側にいた
父は友人も多いが
本当は寂しがりやだと
気づいていて
寂しそうにテレビを見る父のお腹を
いつも通り枕にして
側にいた
もし
父と母が離婚になったら
私は
父についていく
と思っていた
それは
母より父が好き
とか
そんな事じゃなく
ひとりになったら
父は
寂しがるから
と言う理由だった
けれど
離婚はしなかった
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