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​その日は
何度も電話をかけたが

電源が入れられる事はなかった

こんな時の
勘の鋭さだけは
嫌になるくらい
飛び出ている

もしかして
もしかしたら

彼は
違う女性と

過ごしている

そうであって欲しくないが

そんな気がする

職場から
そのまま

とある
場所へ向かった

彼の車を見つけた

まさか

この勘が

事実であるなんて

信じたくはなかった

悲しいと言う感情ではなかった

今まで
恋愛を遠ざけてきた私にとって

信じていたものが
簡単に
裏切られる真実がある事が

現実世界に存在する事の
耐性があまりになく

身体から
何かが
さーっと

消えていく
そんな
感覚だった