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これは過去のお話です。

結婚した頃、義実家は裕福に見えました。

実家は商売屋で貧乏ではなかったけれど、慎ましやかに生活する家だったと思います。

義実家は、親戚が集まると大盤振る舞いしていましたし、冠婚葬祭の範囲も広く祝儀不祝儀の範囲も金額も上の方だったと思います。


結婚1周年でイヤイヤ京都に行った時もお金は全部義父が払いましたし、途中で入る食事も全て義父母が払いました。




蟹が好きだった義父のために蟹の専門店に誘って一緒に食事した時、いつも払ってもらっているし今回はこちらが誘ったので一足早く席を離れて私が会計に立っていると、ラグビーのタックルのように義母に体当たりされて、絶対に払わせてくれませんでした。






あれは………何だったのだろう……。

遠い目………。


今とのギャップがありすぎて夢のようです。


まぁ、そういう私も昔と今ではお金の使い方が全く違いますが……。


義父の介護をしていた頃、義母は絶えずお金がないと言ってました。

トイレのコックにガムテープを貼っていたのはこの頃です。

高血糖で入院している義父を1日でも早く退院させたがりました。

まぁ確かに認知症なので差額ベッド代の高い個室にいたのもありますが。


話がずれますが、私はこの状況を見て保険に加入しました。10年支払って終身補償の医療保険です。

やっと半分払い終えたところです。

医療費自体は高齢になれば安いし高額医療は戻ってくるけど差額ベッド代は実費です。

何かの理由で個室に入らざるを得ない場合があることを知りました。その差額ベッド代に充分な金額が出るものを。

息子に迷惑をかけたくないので…。


話戻して、義父が亡くなった時に、あちこちに散らばってた義父の預金を全額まとめて義母の口座に入れました。

それから、義母は一切、お金がないと言わなくなりました。

ただし、どこへ行っても食事は私たちが払ってくれると思っています。

コロナ禍でどこも行きませんけど……。