義母は食品、衣類、雑貨全てにハンドメイドがすきです。
その世代、世代で流行ったハンドメイドってありますよね。義母は鎌倉彫、マクラメ、パッチワーク、洋裁などだったようです。
私の世代は、もっと範囲が広がって私も某クラフトにどっぷり浸かっていましたから、この辺の義母の気持ちはよくわかります。
……ただ……
わたしが注意しているのは、自分のハンドメイドを人に押しつけない……ということ。
私の作ったものを人に差し上げることもたまにあります。
頼まれて作ることもありますが、その人の趣味、普段の生活を想像してできる限り好みに近いものを作ります。
そして渡した瞬間に、もうその人のものなので執着をしない…と決めてます。
それは渡したものに執着する義母を見てるので反面教師かな。
一時期、レジ袋を収納する袋が義母の中で流行っていたことがありました。
明るいポップカラーのプリントキルティングで縫われていて上部に動物の顔が貼り付けられ、目は目玉が動くプラスチックのパーツ。
子供が小さい時はそれでも使っていましたが、キッチンで使えば汚れるし、ナチュラルカラーで揃えたい私のキッチンには合わなくなり5年後くらいに処分しました。
そのことをすっかり忘れていた頃、便利なレジ袋ストックの仕方をネットで見つけて、義母にこんなのがありますよ……と説明していた時、
レジ袋ストッカーは私が作ったのがあるでしょ?
もらってから10年は経っていたと思います。
すてたの?![]()
なんで??![]()
義母のキッチンには今も、そのレジ袋ストッカーが色褪せボロボロですが冷蔵庫に下がっています。
すでに20年は経っています。
目はありません。![]()
自分で使うのはいい……人にあげたものを追跡してはダメだと思う。
付け加えれば、仕事場のトイレには両目がとれて、接着剤だけがついた、昔、顔だったはずのタオルハンガーがお化け👻のように下がっています。
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