世の中の不織布マスクの不足が落ち着きはじめ、市場に出回るようになりました。

布マスクは洗練された布の「おしゃれなマスク」としては残りますが、義母の縫う「ある布で縫うマスク」はお役御免になっていきます。

 

そしてガーゼや布のマスクが何重に重ねても、その縫い目は見えない世界でのウィルスにとってはすっかすかの窓を通り抜けていくようなもの・・・ということが周知され始めます。

そのころでも義母はゆるゆるの鼻が出そうな手ぬぐいで縫った布マスクを自慢げに使っていました。



 

お義母さん。

一時期マスクがないときは便利だったのですが、もう不織布マスクが買えます。

ガーゼや布では縫い目がスカスカでウィルス防御になりません。

ましてゆるゆるですよね。ワイヤーもはいってないし。

 

 

大丈夫よ。

これ何重にも重ねてあるのよ。

 

いや、そういう問題ではなくてですね。

(頭痛くなる・・・)

 

大丈夫よ!!!

息しにくいくらいなんだから!

 

いやいやいや・・・。

 

この義母の「ゆるゆるある布で作ってますマスク」はその後延々と私のストレスの種で。

会う人会う人にいかに自分がマスクをたくさん作って人を助けたか談義を聞くたびに横から突っ込んでやりたくなります。