​玄関前で転倒した義母は
大腿骨骨折で入院、
オペすることになりました。



翌日担当医からオペの説明があるということで夫婦で呼ばれました。


義母の状態とオペについて説明がありました。





関節の下からポッキリ折れて、神経と血管も切断されています。多分内部でかなりの出血が起きていると想像します。


人工関節を入れること、骨粗鬆症があればオペも途中で違う方法を取るかもしれないこと。

ゴールデンウィークで、オペまで日数があること。

それまで固定をしておくので、圧迫による血の塊が血栓になる可能性がゼロではないこと。

オペ後、傷の回復の後リハビリ病棟に移り、

生活レベルを上げてから退院すること。


高齢なので、どこまで復帰できるかはわかりません。通常は生活レベルが一段階下がることが多いです。

車椅子になる場合もあります。


退院の目処がついたら、ソーシャルワーカーさんをつけて今後の相談をすること。

介護申請も必要かもしれないこと。


これは大変なことになったな…。


説明の後、待合室で夫とため息をつきながら今後のことを少し話しました。

まぁ、なるようにしかならないから。

それが私たちの答えでした。

だってどうなるかわからない未来のことをあれこれ想定して心配しても無駄が多い…。

目の前のことに対処していくしかない…。

それは60年生きてきた私たちの拙い経験から。


痛みに耐えてゴールデンウィーク明けまで身動きできない義母に同情しました。

もちろん痛み止めや血栓防止のお薬は処方されていましたが…。


夕方で人がいなくなった外来ベンチに夫婦で座っていると、看護士さんがきました。

お義母様からお預かりしてるものがあります。

渡してほしいとのことです。


窓口に夫が受け取りに行きました。