これは過去のお話です。
時間軸が前後する場合があります。
ここから時間に沿って長いお話になるので、リアルタイムの話も間に入れていくことになると思います。
義父が施設に入居してから1年以上経ち、コロナで面会できなくなってからも長くなりました。
リモート面会ができるようになって、義母と叔父
義母と夫と時々行っていたけれど、人数も時間も限られていて、私は行きませんでした。
声かけても返事もしたくない私より、顔を見ただけで反応するかもしれない叔父や夫の方が意味がありますし。
体裁のみで限られた回数の中に自分を捩じ込むのは嫌でした。
春のある日。
まだ春なのに日差しが強くて汗ばむような日。
夫と週末の買い出しに車で出掛けて帰ってくると、1階の玄関脇に義母が張り付いていました。
言い方を選ばず言えば、蝉のように……。
壁に突っ伏す感じで……。
車の中で義母に気付きました。
お義母さん具合悪いんじゃない?
壁に突っ伏してる。
暑いから貧血起こしたかな……。
駐車場に車を停める前にまず私が降りて
大丈夫ですか?具合悪いですか?
義母は顔を歪めてるだけで、まともに返事をせず、よくわからず。
……転んじゃった……
え?
‥…転んじゃったの…
どっか痛いですか?
足やっちゃったみたい。
膝?
足首?
どこが痛いか言わないとわからないでしょ!
なんでだかこういう時夫の言い方はきつい。それは私の時にも感じる。
膝ですか?
足がつけない。
力が入らない。
とりあえずここにいてもしょうがないから家の中に入りましょう。
義母を支えるのに、元々膝と腰に持病がある私には無理で、たまたま帰っていた息子を呼んで、夫と2人で両方から抱えましたが、
いたーい!痛い痛い!
いたーい!
そういうふうにしないで!
ちよっとまって!
じゃあおんぶするから!
大騒ぎをしながら義母を寝室のベッドまで連れて行きました。
でもベットに横になることもできず、中途半端な体勢のまま……。
一旦私は2階に上がって、休日診療の病院を探しました。
たまたま、大きな病院が休日担当医で、電話をすると診てくれるというのでまた、ベッドから車に……。
痛ーい!
痛ーい!
ちょっと!そこの服とって!
こんな格好じゃ病院に行けない!
痛くても服は気にするんだ。
申し訳ないけど、私は笑いが込み上げてしまった鬼嫁です。
そこから車まで本当に近所中に聞こえるかと思うほどの騒ぎで車に乗せ病院へ。
病院へも息子に一緒に行ってもらいました。
1時間くらいして息子から電話……。
母さん……ばあちゃん、大腿骨骨折だって。
レントゲン見たけどポッキリ折れてた。
このまま入院で手術だって。
え??

