こちらは過去のお話になります。
思い出しながら切り取って書いているので時間軸が前後します。
義父が施設に入ってから、義母は毎日面会に行きました。
以前入院した時と一緒です。
バスを2本乗り継ぎ昼頃から夕方ごろまで義父のところにいました。
でも毎日いるとスタッフさんの行動が目に入り不満が出てきます。
食事の介助が雑。
もっと優しくゆっくり食べさせてほしい。
少ない人数でたくさんの人の介助だから、こちらが思った通りの介助はなかなか難しいです。
私、毎日面会に行っているのよ!
叔父叔母に自慢します。
あら、お義姉さん毎日ですか?すごいですねぇ。
お義兄さんはしあわせですねぇ。
なんてことないわよ。
当たり前よ。
鼻高々
毎日通っていることで、自分自身を自己評価している義母です。
そして第三者にも評価してほしい義母です。
夫と私は、土日のどちらかに毎週面会に行きました。
以前も書きましたが、義父は私のことなんかいない同然の対応です。
夫が話しかければ答えますが
私が話しかけても聞こえないふりをしています。
ここまで自分の心に素直になれたら、ある意味羨ましかったです。
私も義母の問いかけを無視したいわ。
数ヶ月後、コロナが拡大してそれでもバスで面会に行く義母にどれだけハラハラしたかしれません。
今とは違い、どんなものなのか、何をすればいいのか、マスクも消毒薬も手に入りにくいパニックの時です。
そんな日々も長くは続かず、コロナで面会禁止になりました。
