これは過去のお話です。

思い出しながら書いているので時間軸が前後します。


義母とオレオレ詐欺の話は以前にも書きましたが……




この以前に、初めてオレオレ詐欺の電話がかかってきた時にも、なぜか義母は相手を手玉に取ってる風で武勇伝のように話をしていました。


ある日電話がかかってきて

「母さん?オレだけど…。」


「誰?○○?」

何故かその時、義母は亡くなった義弟の名前を言ったそうです。


「そう。オレ」


もうこの段階で義母は詐欺だと気づいています。


「どうしたの?」


内容は忘れましたが相手が詐欺につながる話をしたようです。


「元気なの?風邪ひいたの?」

「食事は取れてるの?」

相手の問いかけには答えず、次々話しかけたようです。

もしかしたら、詐欺だとは気づいていても半分義弟にかける言葉を話していたかもしれませんが…。

相手が義母の話に付き合う感じになってました。


そして話を膨らまして、なんとそのあと2回、合計3回も日を変えて電話をさせました。


途中からすでに刑事気取りになり、捕まえてやる風。

私が途中で話を聞いてたら絶対にやめさせていたのですが…。


騙されたフリをして、上から目線で会話を楽しんでる…。


警察にも電話をして「今こんな会話で引っ張っています」😅

お義母さん、あなたどこ所属の刑事ですか?……。


でも警察の方に、危ないので相手にしないで切ってください。と言われた模様。


3回目の電話。相手もすっかり騙せてると思っているので、話を膨らませた上で核心へ導こうとします。

3回もかけて騙しているのですから。


そして散々会話をした後、


相手がお金をとりにくる……となったらしく、そこで義母はワクワクしながら最後の一言を言い放ちました。



え?どうやってくるの?

あの世からどうやって会いに来るの?

だって○○はもう亡くなっているでしょう?


電話は切れたそうです。


3回も電話してあと1歩のところでの大どんでん返し。


私は仕返しされるよ!

と言いました。


この後義母はこの武勇伝を脚色し、盛りに盛って来る人来る人に話していました。 


私は1人ビクビクしていました。